【株価が動いた理由】ネットフリックス、セールスフォース、コインベース、IBM、ズーム、ロウズ・カンパニーズ、ファースト・ソーラー、メルカドリブレ、スノーフレイク、アクソン
目次

ネットフリックス<NFLX>

セールスフォース<CRM>

コインベース・グローバル<COIN>

インターナショナル・ビジネス・マシーンズ<IBM>

ズーム・コミュニケーションズ<ZM>

ロウズ・カンパニーズ<LOW>

ファースト・ソーラー<FSLR>

メルカドリブレ<MELI>

スノーフレイク<SNOW>

アクソン・エンタープライズ<AXON>

【株価が動いた理由】ネットフリックス、セールスフォース、コインベース、IBM、ズーム、ロウズ・カンパニーズ、ファースト・ソーラー、メルカドリブレ、スノーフレイク、アクソン

ネットフリックス<NFLX>

◎2026/02/25(水)終値82.7ドル+4.66ドル

◎パラマウント・スカイダンスがワーナー・ブラザース・ディスカバリーへの買収提案を改善したことを受け、買収合戦からの撤退期待で、前日比+5.97%高となりました

◎パラマウント側が買収価格を1株31ドルに引き上げ、ネットフリックスへの違約金28億ドルの肩代わりなどを提示。これにより、ネットフリックスが買収を断念し、巨額の財務負担や負債増を回避できるとの見方が強まったようです

◎スタジオおよびストリーミング事業の買収に伴う約820億ドル規模の負債や、複雑な事業分割による資産価値の不透明さが懸念されていたため、市場では買収撤退が株主にとって「最良の選択」として好感されました

◎アナリストからは、無理な高値での買収(勝者の呪い)を避けることが賢明との指摘が出ており、同社の強みである自律的な成長路線への回帰を期待する買いが集まったようです

 

セールスフォース<CRM>

◎2026/02/25(水)終値191.75ドル+6.33ドル

◎この日の通常取引は+3.41%高で終えましたが、取引終了後に発表した決算を受けて、時間外取引で-4.55%安となりました

◎2025年11月-2026年1月期決算は、売上高112億100万ドルが市場予想111億9,190万ドルを上回り、一株当たり利益3.81ドルも市場予想3.05ドルを上回りました

◎AI(人工知能)エージェント「Agentforce」の需要が堅調で、主力のサブスクリプション収入が前年同期比13%増となるなど足元の業績は好調に推移しました

◎2027年1月期今期の売上高見通しを458億〜462億ドルとし、中心値が市場予想の461億1,000万ドルに届かなかったことが嫌気され、時間外で売られたようです

◎AIが既存のソフトウェア事業を代替するとの懸念が根強く、成長鈍化への不透明感が意識されたようです

◎一方で、四半期配当を5.8%引き上げて1株0.44ドルとすることや、新たに500億ドル規模の自社株買い枠を設定したことも発表しています

 

コインベース・グローバル<COIN>

◎2026/02/25(水)終値183.94ドル+21.91ドル

◎米国で株式およびETF(上場投資信託)の取引サービスを開始したことが好感され、前日比+13.52%高となりました

◎ブライアン・アームストロング最高経営責任者(CEO)は「世界No.1の金融アプリ」を目指すと表明。将来的にブロックチェーン上でトークン化した商品の導入も視野に入れているとのことです

◎暗号資産(仮想通貨)取引以外にも、予測市場への参入やクレジットカード発行など事業の多角化を進めており、特定の収益源への依存度を低下させる成長戦略が評価されているようです

◎暗号資産のビットコインが+7.5%高の6万8,889ドルまで上昇したことも、背景のようです

◎これにより、ストラテジー<MSTR>+8.85%、ロビンフッド・マーケッツ<HOOD>+5.64%も買われました

 

インターナショナル・ビジネス・マシーンズ<IBM>

◎2026/02/25(水)終値237.54ドル+8.22ドル

◎あるアナリストが投資判断を「売り」から「中立」に引き上げたことが好感され、前日比+3.58%高となりました

◎年明けから株価が22%以上下落していたことで、リスクとリターンのバランスが改善したと評価されたようです

◎AIが同社の主力であるメインフレーム事業の一部を代替するとの懸念から売りが先行していましたが、アナリストは「今後数年で代替が進むとは考えにくい」との見解を示しました

モルガン・スタンレー<MS>+2.92%のアナリストも、銀行システムや航空券予約など大企業の基幹業務に深く根付いたメインフレームの重要性を指摘。AIによる破壊的リスクを認めつつも、顧客が短期間で他のプラットフォームへ移行する可能性は低いとの見方が投資家の安心感を誘ったようです

◎同社は独自のAIモデルで競合他社と直接争うのではなく、企業へのAI実装を管理・支援する「オーケストレーター」としての立ち位置を鮮明にしており、今後の収益貢献が期待されているとのことです

 

ズーム・コミュニケーションズ<ZM>

◎2026/02/25(水)終値85.43ドル-2.08ドル

◎この日の通常取引は-2.37%安で終えましたが、取引終了後に発表した決算を受けて、時間外取引で一時約-5%安となりました

◎2025年11月-2026年1月期決算は、売上高12億4,699万ドルが市場予想12億3,000万ドルを上回りましたが、一株当たり利益1.44ドルは市場予想1.49ドルを下回りました

◎2026年2-4月期の一株当たり利益予想1.4〜1.42ドルが市場予想1.45ドルを下回り、2027年1月期今期の一株当たり利益予想5.77〜5.81ドルも市場予想6.07ドルを下回ったことが嫌気されたようです

マイクロソフト<MSFT>+2.98%の「Teams」やアルファベット<GOOGL>+0.64%の「Google Meet」との競争激化に加え、オフィス回帰による成長鈍化、AI機能への投資負担が利益を圧迫するとの懸念が強まっていることも背景のようです

◎法人のエンタープライズ部門は底堅いものの、個人・中小企業向けのオンライン部門の解約率が微増するなど、慎重な支出環境が収益の重石となっているようです

 

ロウズ・カンパニーズ<LOW>

◎2026/02/25(水)終値263.02ドル-15.57ドル

◎決算発表とあわせて示した今期の見通しが慎重だったことが嫌気され、前日比-5.58%安となりました

◎2025年11月-2026年1月期決算は、売上高205億8,400万ドルが市場予想203億4,000万ドルを上回り、一株当たり利益1.98ドルも市場予想1.94ドルを上回りました

◎プロ向け販売やオンラインが牽引し足元の業績は市場予想を超えたものの、2027年1月期今期の売上高予想920億〜940億ドルの中心値が市場予想933億ドルを下回り、一株当たり利益予想12.5ドルも市場予想12.83ドルに届かなかったことが嫌気されたようです

◎インフレや経済の不確実性に加え、高水準の住宅ローン金利が住み替えを抑制する「ロックイン効果」を招いており、住宅市場を取り巻く環境は依然として厳しいとの見方を示しました

◎また、トランプ大統領の一般教書演説においても、住宅市場の活性化に向けた具体的な支援策が示されなかったことが投資家の失望売りを誘ったようです

◎これを受け、D.R.ホートン<DHI>-3.96%、ホームデポ<HD>-2.31%なども売られました

 

ファースト・ソーラー<FSLR>

◎2026/02/25(水)終値210.12ドル-33.09ドル

◎2026年12月期今期の収益見通しが市場予想を大幅に下回ったことが嫌気され、前日比-13.6%安と急落しました

◎2025年10-12月期決算は、売上高16億8,000万ドルが市場予想15億7,000万ドルを上回りましたが、一株当たり利益4.84ドルは市場予想5.14ドルを下回りました

◎2026年12月期今期の見通しについて、純売上高予想49億〜52億ドルが市場予想61億6,000万ドルを大きく下回ったことがネガティブ視されたようです

◎トランプ政権による輸入関税の導入や、急速に変化する政策環境への懸念が強まっており、今後の収益性に対する不透明感が売りを加速させたようです

◎経営陣は、ルイジアナ州やサウスカロライナ州での新工場建設による製造能力の拡大を推し進める一方で、契約における価格と納期の確実性を重視する慎重な姿勢を示しています

 

メルカドリブレ<MELI>

◎2026/02/25(水)終値1,767.71ドル-154.85ドル

◎一株当たり利益が市場予想に届かず収益性への懸念から、前日比-8.05%安となりました

◎2025年10-12月期決算は、売上高87億5,900万ドルが市場予想84億7,500万ドルを上回り、一株当たり利益11.03ドルは市場予想11.50ドルを下回りました

◎売上高は前年同期比44.6%増と好調でしたが、営業利益率は前年同期の13.5%から10.1%に低下しました

◎物流インフラやAI導入、マーケティングへの積極投資が利益を圧迫したほか、送料無料基準の引き下げやクレジットカード事業の拡大に伴うコスト増が収益の重石となったようです

◎利用者数や取扱高(GMV)などの主要指標は堅調に推移しており、成長加速に向けた先行投資を優先する姿勢が示されましたが、市場は最終利益の未達を嫌気したようです

 

スノーフレイク<SNOW>

◎2026/02/25(水)終値169.21ドル+8.15ドル

◎この日の通常取引は+5.06%高で終えましたが、取引終了後に発表した決算を受けて、時間外取引で-1.95%安となりました

◎2025年11月-2026年1月期決算は、売上高12億8,399万ドルが市場予想12億5,577万ドルを上回り、一株当たり利益0.32ドルも市場予想0.27ドルを上回りました

◎主力製品の売上高は前年同期比30%増と好調で、年間購入額が100万ドルを超える大口顧客も27%増加。営業利益も1億3,917万ドルと市場予想の9,260万ドルを大きく上回りました

◎2026年2-4月期の製品売上高見通しを12億6,200万〜12億6,700万ドル(市場予想12億6,000万ドル)としましたが、伸び率が前期の30%から27%程度に鈍化する計画が「物足りない」と受け止められたようです

◎AIが既存のソフトウェア事業を代替するとの懸念が根強いなか、成長鈍化への警戒感や100倍を超える割高なPER(株価収益率)が重石となり、売られたようです

 

アクソン・エンタープライズ<AXON>

◎2026/02/25(水)終値520.18ドル+77.67ドル

◎決算および今期の収益見通しが市場予想を上回ったことが好感され、前日比+17.55%高と急騰しました

◎2025年10-12月期決算は、売上高7億9,672万ドルが市場予想7億5,556万ドルを上回り、一株当たり利益2.15ドルも市場予想1.6ドルを上回りました

◎AIの積極的な導入がソフトウェア・サービス事業の成長に貢献したほか、主力製品である「テーザー銃」の販売も大きく伸長しました

◎警察や刑務所、軍などの法執行機関に加え、米国土安全保障省や移民・税関捜査局向けの需要が収益を大きく押し上げているようです

◎また、2026年12月期今期の売上高予想を約35.6億〜36.4億ドル(前年比27〜30%増)とし、市場予想の34億3,700万ドルを上回ったことも、高い成長が継続するとの期待に繋がったようです

 

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