【株価が動いた理由】第一三共 +7.06%〜主力抗がん剤を点滴から皮下注射に改良するとの報道で大幅高

【株価が動いた理由】第一三共 +7.06%〜主力抗がん剤を点滴から皮下注射に改良するとの報道で大幅高

第一三共<4568>


💡株価が動いたポイント

✅2025/5/19(月)終値3,698円+244円

✅始値3,600円、高値3,741円、安値3,598円

✅年初来高値4,564円、年初来安値3,036円

✅主力抗がん剤を改良するとの報道で、前日比+7.06%の大幅高となりました


 

◎主力抗がん剤「エンハーツ」を点滴から皮下注射に改良すると報じられ、業績への貢献期待で買われました

◎現在は点滴で90分程度かけて投与する必要がありますが、皮下注射で数分で投与できるように改良するようです

◎皮下注射で投与できるようになれば、患者の負担が大幅に軽減され、在宅で治療ができる可能性も出てくることから、売上が伸びると見られたようです

◎改良に当たっては、韓国のバイオ企業アルテオジェンと共同開発契約を結び、臨床試験の進捗などに応じて最大3億ドル(約430億円)を支払い、さらに売上高に応じた追加報酬も支払うようです

◎アルテオジェンは、バイオ医薬品を使いやすくする技術に強みを持つ企業で、メルク<MRK>の主力抗がん剤「キイトルーダ」にも同社の技術が使われています

◎第一三共は売上高の3割を占めるエンハーツを軸に、2023年に15位だったがん領域の世界売上高で、2030年に世界トップ10入りを目指しています

◎2026年3月期今期までの中期経営計画では、全体の売上高2兆円の内、がん領域だけで9,000億円を計画し、エンハーツ単独でも7,615億円(前期比17%増)を見込んでいます

◎また、株価は2024年8月上場来高値6,257円から今年4月11日安値3,036円まで51.48%下落し、直近でもトランプ政権による薬価引き下げ方針や医薬品への追加関税への警戒で売られるなど調整していたことから、好材料で買われやすかった側面もあるようです

 

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