【株価が動いた理由】三越伊勢丹ホールディングス -4.39%~円高ドル安の進行と免税見直し検討との報道で大幅安

【株価が動いた理由】三越伊勢丹ホールディングス -4.39%~円高ドル安の進行と免税見直し検討との報道で大幅安

三越伊勢丹ホールディングス<3099>


💡株価が動いたポイント

✅2025/5/26(月)終値2,123円-97.5円

✅始値2,200円、高値2,221.5円、安値2,121円

✅年初来高値2,765.5円、年初来安値1,602円

✅円高ドル安の進行と免税見直し検討との報道で、前日比-4.39%の大幅安となりました



◎約1カ月ぶりとなる1ドル=142.2円まで円高ドル安が進行し、インバウンド需要の減少が懸念され、百貨店株が売られました

◎円高の進行は、訪日外国人が日本で買い物するときの割安感が低下するため、円安による消費拡大の恩恵を受けてきた百貨店各社の業績悪化要因になると見られています

◎22日に米下院でトランプ減税の延長を含む大型法案を可決され、財政赤字拡大への懸念が強まったことでドルが売られる流れが続いているようです

◎加えて、23日にトランプ大統領が、欧州連合(EU)に対し6月1日から50%の関税導入を主張し、貿易摩擦激化への警戒感が高まったことも、低リスク資産の円を買う動きに繋がったようです

◎その後、トランプ大統領とフォンデアライエン欧州委員長が電話会談し、7月9日までの期限延長が発表されましたが円高ドル安の流れに大きな変化はないようです

◎また、訪日外国人向けの消費税免税制度を見直すとの報道も、百貨店での高額商品購入が減少するとの懸念に繋がり、売り材料視されました

◎自民党の麻生太郎最高顧問らが、消費税免税制度の見直しを検討する勉強会を発足し、「免税制度をやめれば年間2,000億円の税収増が見込める」と制度見直しの必要性を強調しました

◎訪日外国人が海外の高級ブランド品を割安に購入し転売するといった問題点も指摘されており、日本の名産品に限って免税するなど制度の厳格化案も浮上しているようです

◎これらにより、高島屋<8233>-2.48%も下落しました

 

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