安川電機<6506>
💡株価が動いたポイント
✅2025/7/7(月)終値2,830.5円-324.5円
✅始値3,000円、高値3,009円、安値2,830円
✅年初来高値4,740円、年初来安値2,582円
✅関税の影響で一転して減収減益予想に下方修正し、前日比-10.28%の急落となりました
◎2026年2月期今期売上高予想を5,500億円(前期比2%増)から5,150億円(同4%減)へ、営業利益予想を600億円(同20%増)から430億円(同14%減)へ、一転して減収減益予想に下方修正し、共に市場予想も下回り、売られました
◎米国の関税政策を背景に、ロボットなどの需要の先行きに不透明感が強まったことを反映したとのことです
◎関税率24%で試算し利益が65億円減る計算とのことで、実際の関税率次第で増減する可能性がありますが、関税率以上に企業が設備投資に慎重になることで、心理的な影響も大きいと見ているようです
◎安川電機は、これまで半導体製造装置関連の需要が本格的に回復し、増収増益基調に戻るとの見通しを立てていましたが、中国や欧米での需要回復が想定よりも鈍く、業績の重荷となっているようです
◎これにより、同じFA関連のSMC<6273>-6.99%、オムロン<6645>-3.76%、ファナック<6954>-3.41%なども売られました
◎2025年3-5月期売上高は1,256億円(前年同期比5%減)、営業利益は105億円(同5.5%減)でした
◎主力のサーボモーターとインバーターなどのモーションコントロール事業が減収減益となり、特に米国での販売不振や、オイル・ガス関連投資の延期や自動車関連の不振も影響したようです
◎安川電機の株価は、2024年3月上場来高値6,877円から今年4月22日年初来安値2,582円へ下落。その後およそ3,100~3,400円程度でもみ合っていましたが、この日は一時2,830円まで下落し、レンジを大きく切り下げました
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