【株価が動いた理由】日産自動車 +3.6%〜米国でホンダ向け自動車の生産を検討との報道で大幅高

【株価が動いた理由】日産自動車 +3.6%〜米国でホンダ向け自動車の生産を検討との報道で大幅高

日産自動車<7201>


💡株価が動いたポイント

✅2025/7/14(月)終値318.9円+11.1円

✅始値312円、高値321.8円、安値310.5円

✅年初来高値487.7円、年初来安値299円

✅米国でホンダ向け自動車の生産を検討との報道で、前日比+3.6%の大幅高となりました



◎米国で本田技研工業<7267>+0.86%向けにピックアップトラックを生産する協議を開始したと報じられ、日産の米国工場の稼働率が向上し、収益性改善への期待感から買われました

◎日産が生産したピックアップトラックにホンダのロゴを付け、ホンダが自社ブランド車として米国で販売する方針のようです

◎ホンダにとっては、米関税の影響やコストを抑えつつ、短期間で米国生産台数を増やせるメリットがあるとのことです

◎日産の米国工場の稼働率は、ミシシッピ州の工場で57%と、損益分岐点と言われる約80%を下回っており、ホンダ向けの生産で稼働率改善に繋げたいようです

◎また、日本車の米国への輸入比率は日産が47%、ホンダが32%と高く、2026年3月期今期には自動車関税が日産で最大4,500億円、ホンダで6,500億円営業利益の減少要因となることから、両社は現地生産拡大を図りたいようです

◎この協業で関係再構築が進めば、破談となった経営統合の協議が再開されるとの期待が高まったことも背景にあるようです

◎またこの日は米長期金利が上昇し、1ドル=147.56円まで円安ドル高が進んだことも自動車株を買う動きに繋がり、トヨタ自動車<7203>+0.93%、SUBARU<7270>+0.62%、スズキ<7269>+0.51%、マツダ<7261>+0.39%なども上昇しました

◎日産の株価は、4月7日安値306.1円を7月10日年初来安値299円で下回ったところで、値頃感から反発しやすかったこともあるようです

 

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