【株価が動いた理由】トヨタ自動車 +14.34%~自動車関税が15%に引き下げられ業績上振れ期待で自動車株が全面高

【株価が動いた理由】トヨタ自動車 +14.34%~自動車関税が15%に引き下げられ業績上振れ期待で自動車株が全面高

トヨタ自動車<7203>

💡株価が動いたポイント

✅2025/7/23(水)終値2,854.5円+358円

✅始値2,660円、高値2,905円、安値2,636円

✅年初来高値3,127円、年初来安値2,226.5円

✅自動車関税が15%に引き下げられ、前日比+14.34%の急騰となりました


 

◎日米の関税交渉が合意に至り、自動車や自動車部品への関税率は、もともとの関税率である2.5%に25%上乗せされ27.5%だったものが、15%に引き下げられ、自動車関連株が全面高となりました

◎また、相互関税も25%から15%に引き下げられ、日本株も全面高となり、日経平均は一時1,500円高まで上昇しました

◎米政権はこれまでに各国別の関税比率は交渉しだいで引き下げるものの、世界中に一律で課す品目別の関税比率は変えない姿勢を強く見せていたため、ポジティブ・サプライズと受け止められたようです

◎自動車株にとって関税率の引き下げはコスト負担軽減となり、業績改善期待不確定要素が減ったことから急騰となりました

◎4月下旬から5月中旬にかけて各社が発表した今期業績予想はその負担分も織り込んで開示しているため、今回の負担軽減により、業績上振れや上方修正期待が高まります

◎あるアナリストの試算では、日本車メーカー7社で約1兆6,000億円の利益増が期待できるとのことです

◎これにより自動車関連株は全面高となっており、一時ストップ高のマツダ<7261>+17.77%のほか、SUBARU<7270>+16.6%、三菱自動車工業<7211>+13.02%、本田技研工業<7267>+11.14%、日産自動車<7201>+8.28%など北米販売比率の高い銘柄の上げ幅が大きく、スズキ<7269>+3.85%、いすゞ自動車<7202>+1.09%も上昇しました

◎トヨタの株価は、2024年3月上場来高値3,891円から今年4月7日年初来安値2,226.5円へ下落。その後5月13日高値2,879.5円まで戻りましたが、直近は2,500円前後で推移していました。

 

 

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