【株価が動いた理由】カプコン -9.5%~「モンハンワイルズ」の販売本数が市場予想の半分以下で急落

【株価が動いた理由】カプコン -9.5%~「モンハンワイルズ」の販売本数が市場予想の半分以下で急落

カプコン<9697>

💡株価が動いたポイント

✅2025/7/31(木)終値3,876円-407円

✅始値3,962円、高値4,097円、安値3,874円

✅年初来高値5,015円、年初来安値3,226円

✅「モンハンワイルズ」の失速や業績が伸び悩み、前日比-9.5%の急落となりました


 

◎2月発売のゲーム「モンスターハンター(モンハン)ワイルズ」の2025年4-6月期販売本数が、47万7,000本と前四半期の1,010万8,000本から大幅に伸び悩んだことが嫌気されたようです

◎同ゲームは当面のカプコンの業績をけん引すると期待されていましたが、市場予想100万本程度の半分以下にとどまり、先行きを懸念するムードが広がったようです

◎2025年4-6月期売上高は455億200万円(前年同期比53.7%増)となり、営業利益245億9,700万円(同90.8%増)は市場予想201億円を上回りましたが、買い材料視する向きは限定的でした

◎前四半期と比較すると、2025年1-3月期売上高807億5,100万円、営業利益347億5,700万円をともに大きく下回っていることも背景のようです

◎一方、人気ゲーム「デビルメイクライ」の既存ソフトが、4月にネットフリックス<NFLX>でアニメ配信を開始したことから、販売が好調だったものの、モンハンの落ち込みを補うには至らなかったようです

◎また、トランプ関税の影響については電子商取引に関税がかからないことを理由に、ソフトのダウンロード販売比率が9割を占めるカプコンへの影響は軽微との見方が示されました

◎2026年3月期今期業績予想は、売上高予想1,900億円(前期比12%増)、純利益予想510億円(同5%増)の過去最高を見込む従来予想を据え置きました

 

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