【株価が動いた理由】三菱UFJフィナンシャル・グループ -3.76%~米雇用統計ショックで日米の金利が低下し急落

【株価が動いた理由】三菱UFJフィナンシャル・グループ -3.76%~米雇用統計ショックで日米の金利が低下し急落

三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>

💡株価が動いたポイント

✅2025/8/4(月)終値2,047円+80円

✅始値2,045円、高値2,049.5円、安値2,021円

✅年初来高値2,239.5円、年初来安値1,310円

✅米雇用統計ショックで日米の金利が低下し、前日比-3.76%の急落となりました


 

想定外に弱い米雇用統計を受け、米国の長期金利(10年物国債の金利)が低下し利ざや(貸出金利と預金金利の差)の拡大期待が後退し、銀行株が全面安となりました

◎これにより、りそなホールディングス<8308>-4.78%、みずほフィナンシャルグループ<8411>-3.46%、三井住友フィナンシャルグループ<8316>-2.85%、ゆうちょ銀行<7182>-1.28%など銀行株や金融株が売られました

◎楽観ムードが広がっていた米国の雇用環境に対する見方が一転して悲観ムードに変わり、米国経済の急減速への警戒感が高まったようです

◎1日の米国市場では株式などのリスク資産から、債券や金(ゴールド)など安全資産へ資金シフトする動きが急拡大し、これが金利を低下させました

◎次回9月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げを予想する向きが強まっていることも、米国の長期金利低下の背景にあるようです

◎また、米雇用統計の結果を受けて日本の長期金利が低下していることも銀行株の重石になっており、指標となる新発10年物国債の利回りは1.465%と、約1カ月ぶりの低水準となりました

◎加えて、米国の景気減速が鮮明になれば日本企業の資金需要が細り、銀行の貸出業務に逆風になるうえ、日銀の追加利上げが一段と遠のくとの見方が広がっていることも影響しています

◎三菱UFJは、この日の16時から決算発表予定です

◎株価は3月21日年初来高値2,239.5円から4月7日年初来安値1,310円へ下落。その後、2,000円前後でのもみ合いが続いていましたが、日本の利上げ期待から7月24日高値2,179円まで上昇していました

 

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