【株価が動いた理由】SBIホールディングス +3.5%〜東北銀行との資本業務提携を発表し大幅高。ステーブルコイン関連株急騰や株式トークン開発も

【株価が動いた理由】SBIホールディングス +3.5%〜東北銀行との資本業務提携を発表し大幅高。ステーブルコイン関連株急騰や株式トークン開発も

SBIホールディングス<8473>


💡株価が動いたポイント

✅2025/8/22(金)終値6,784円+230円

✅始値6,690円、高値6,963円、安値6,622円

✅年初来高値6,984円、年初来安値3,083円

✅東北銀行との資本業務提携を発表し、前日比+3.5%の大幅高となりました



◎SBIが東北銀行株を最大2.95%取得し、東北銀行もSBI株を最大1億円取得して資本業務提携を結ぶと発表したことが好感されました

◎SBIは、全国の地銀と提携して相互に収益基盤を広げる「第4のメガバンク構想」を掲げ、今回の提携発表は3年ぶりとなり、提携地銀は合計10行に拡大しました

◎この提携で東北銀行の顧客にSBIグループの金融商品やサービスを提供し、デジタルトランスフォーメーション(DX)の支援なども行うとのことです

◎今後は年内に見込むSBI新生銀行の再上場後、出資地銀株をSBIから新生銀行へ移管し、農林中央金庫のように地銀の「中央金融機関」を目指すようです

◎市場では「今後もSBIと提携する地銀が増え、中長期的に業績拡大が期待できる」との見方があるようです

◎さらに、18日にステーブルコイン事業を手掛けるJPYC社が、準備が整い次第、日本初の円建てステーブルコインを発行すると発表し、ステーブルコイン関連株が急騰していることも背景にあるようです

◎過去にJPYC社に出資している電算システム+17.28%とユナイテッド+2.98%や、JPYC社のステーブルコインの決済データと連携できるアダプターを開発したコインアステリア+22.3%などのステーブルコイン関連株がここのところ急騰しています

◎SBIは、傘下のSBI VCトレードが、現状でステーブルコインを日本で唯一取り扱っており、米ドル建てステーブルコイン「USDC」の取引サービスを提供していることから、ステーブルコイン関連株とも位置付けられています

◎また、ブロックチェーン(分散型台帳)上で、トークン化した株式などのデジタル資産を24時間365日取引できる基盤を開発することを発表し、これも好感されたようです

◎開発は、ブロックチェーン関連のインフラを手掛けるシンガポールのスターテイルグループと共同で行い、年内に合弁会社を設立するとのことです

◎資産をブロックチェーン上で取引できるようにする「オンチェーン化」について、SBIの北尾吉孝会長兼社長は「トークン市場は急成長する。あらゆる資産をオンチェーン化する」と発言し、規制当局と対話しながら進める方針を示しました

◎米国はオンチェーン化で先行しており、ロビンフッド・マーケッツ<HOOD>が6月末に株式トークンの取り扱いを開始し、米証券取引委員会(SEC)は米国の金融市場をオンチェーンに移行させる「プロジェクト・クリプト」を7月末に発表するなどの動きがあります

◎トークン化資産市場は、2025年の0.6兆ドルから2033年には18.9兆ドルに拡大するとの予測もあるようです

◎SBIの株価は、4月7日年初来安値3,083円から8月18日年初来高値6,984円へ上昇

 

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