【株価が動いた理由】電通グループ +5.94%~不振の海外事業の売却検討との報道で経営立て直しが期待され急騰

【株価が動いた理由】電通グループ +5.94%~不振の海外事業の売却検討との報道で経営立て直しが期待され急騰

電通グループ<4324>

💡株価が動いたポイント

✅2025/8/29(金)終値2,924円+164円

✅始値2,860円、高値3,067円、安値2,858.5円

✅年初来高値3,808円、年初来安値2,652円

✅不振の海外事業の売却検討との報道で、前日比+5.94%の急騰となりました


 

海外事業の売却を検討していると報じられたことで、経営立て直しに向けた取り組みと評価され、買われました

◎電通Gは2012年に英広告大手イージス・グループを約32億ポンド(当時の為替レートで約4,000億円)で買収し、世界第5位の広告持ち株会社となりましたが、近年は海外事業の業績が悪化していました

◎報道によると、売却額は数十億ドル(数千億円)規模になる可能性があり、イージスの一部売却から完全な撤退まで複数の選択肢を検討しているとのことです

◎市場では、長年収益の重荷となっていた海外事業の売却や見直しが進むことで、事業の選択と集中が進むとの期待感から買いが集まったようです

◎この報道に対し電通Gは、「企業価値向上に向けたあらゆる選択肢を検討しているが、決定した事実はない」とコメントを発表しています

◎電通Gは、競合への顧客流出や広告費削減で海外事業の業績が悪化しており、今月14日には2025年12月期今期業績予想の下方修正を発表していました

◎今期の最終赤字転落見通しや中間配当の見送りが嫌気され、決算発表後の株価は軟調に推移していました

◎決算と併せて、電通Gは全体で3,400人超の削減を含むリストラ策を明らかにしていますが、経営立て直しに向けた踏み込んだ施策が伝えられたことで好感されたようです

◎株価は2024年11月高値4,910円から4月9日年初来安値2,652円へ下落。その後は3,000円前後で推移していましたが、8月15日安値2,691円まで下落。この日は一時3,067円まで上昇しました

 

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