【株価が動いた理由】ニデック　-22.44％～不適切会計の疑いで第三者委員会の設置を発表しストップ安の急落

【株価が動いた理由】ニデック　-22.44％～不適切会計の疑いで第三者委員会の設置を発表しストップ安の急落

ニデック＜6594＞

💡株価が動いたポイント

✅2025/9/4(木)終値2,420円-700円

✅始値2,430円、高値2,613.5円、安値2,420円

✅年初来高値3,296円、年初来安値1,862.5円

✅不適切会計の疑いが浮上し、前日比-22.43％の急落となり、ストップ安しました

　

◎ニデック本体およびグループ会社で不適切な会計処理の可能性がある事案が見つかったと発表し、急落しました

◎本社やグループ会社の経営陣が関与または認識した上で、不適切な処理に関わったと解釈しうる資料も発見されたとのことです

◎この事態を受け、会社から独立した外部の弁護士らからなる第三者委員会（当事者以外で原因を調査し再発防止策などを提言する組織）を設置し、事実関係を詳しく調査するとしています

◎発端は、7月22日に子会社の中国拠点における約2億円の不適切会計の疑いが報告されたことだったようです

◎その後の調査で、ニデック本体でも、資産の評価損を計上する時期を意図的に検討していると解釈されかねない資料が見つかったとのことです

◎ニデックは別の問題で2025年3月期前期の有価証券報告書を期限までに提出できておらず、今回の件で会計処理への不透明感が一層強まり、投資家の不安に繋がったようです

◎市場では「関与した人物のレベルが不明で真相が分からない」との声も聞かれ、いったん手放す動きが広がったようです

◎株価は、4月9日年初来安値1,862.5円から8月25日年初来高値3,296円へ上昇。この日はストップ安の2,420円で引けました

　

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