名村造船所<7014>
💡株価が動いたポイント
✅2025/10/23(木)終値4,410円+570円
✅始値4,220円、高値4,540円、安値4,210円
✅年初来高値4,540円、年初来安値1,555円
✅造船業界による大型設備投資の報道で、前日比+14.84%の急騰となり上場来高値を更新しました
◎国内17社でつくる業界団体「日本造船工業会」が、日本の造船業の建造量倍増を目指し、近く3,500億円の設備投資を表明する、との報道が好感されたようです
◎名村造船所もこの日本造船工業会に加盟していることから、今後の業績拡大への期待から買いが集まったようです
◎大型のつり上げクレーンなどを導入して生産能力を高める方針で、23日午前に開かれた自民党の関連会議で日本造船工業会が表明したとのことです
◎自民党は造船業再生のための関係合同部会を開催し、党として提唱している1兆円規模の官民投資基金を実現するために造船業界からヒアリングを行いました
◎部会では、大手造船メーカー側が総額3,500億円を出資する意向を表明したのを受け、残りを政府が拠出すべく政府側と交渉を急ぐ方針を確認したと伝えられています
◎部会の冒頭で自民党の小林政調会長が「日本の造船業の世界シェアをいまの1割から10年間で2割に引き上げる目標を、しっかりバックアップしたい」と述べ、早ければ高市首相が策定を指示した経済対策の関連予算に盛り込みたい考えのようです
◎造船業は日米関税合意に基づき日本が対米投資する分野の一つとされており、28日に調整されている日米首脳会談で議題に上がる可能性も指摘されているようです
◎これらにより、同じく日本造船工業会に加盟する三井E&S<7003>+7.47%など造船株が買われました
◎また、川崎重工業<7012>+8.32%、IHI<7013>+4.3%、三菱重工業<7011>+2.42%といった周辺銘柄へも買いが波及したようです
◎名村造船所の株価は4月7日年初来安値1,555円から上昇傾向で、この日は一時ストップ高の4,540円まで上昇し上場来高値を更新しました
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