【株価が動いた理由】日経平均、キオクシア、ソフトバンクグループ、名村造船所、川崎重工業、霞ヶ関キャピタル、TDK、中外製薬(10/27)
目次

日経平均

キオクシアホールディングス<285A>

ソフトバンクグループ<9984>

名村造船所<7014>

川崎重工業<7012>

霞ヶ関キャピタル<3498>

TDK<6762>

中外製薬<4519>

【株価が動いた理由】日経平均、キオクシア、ソフトバンクグループ、名村造船所、川崎重工業、霞ヶ関キャピタル、TDK、中外製薬(10/27)

日経平均

◎9:35執筆。高市内閣の高い支持率や米中対立の緩和のほか、米国の利下げ観測も追い風となり、一時前日比+2.11%高となり、初の50,000円台に乗せました

◎高市内閣の支持率が74%と高水準だったことが、政策の実行力を高めるとの期待に繋がったようです

◎また、米中貿易協議での100%の対中関税発動を見送る見込みとなったことや、米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことが米利下げ期待を高め、相場を押し上げたようです

◎これにより、アドバンテスト<6857>、HOYA<7741>、ニデック<6594>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、日立製作所<6501>、小松製作所<6301>などが上昇しています


キオクシアホールディングス<285A>

◎09:35執筆。提携先の米メモリー大手サンディスクが連日大幅高となったことを受け、一時前日比+13.78%高となり上場来高値を更新しました

◎米CPIが市場予想を下回り、米利下げ期待から主要指数が最高値を更新したことが背景にあるようです

◎また、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)も上昇し、東京市場で半導体関連株に買いが波及したことも背景にあるようです


ソフトバンクグループ<9984>

◎9:55執筆。米ハイテク株高や決算期待を受け、一時前日比+3.43%高となりました

◎米CPIが市場予想を下回り、利下げ観測から米ハイテク株が上昇し、日経平均も初の50,000円台に乗せ、主力のソフトバンクGへの買いが集まったようです

◎また、今後発表される決算やAI(人工知能)市場の拡大期待も買いを後押ししたようです


名村造船所<7014>

◎10:20執筆。日米両政府が造船能力の強化で協力するとの覚書を締結すると報じられ、一時前日比+10.89%高となり上場来高値を更新しました

◎覚書には、「日米造船作業部会」を設置することや、米国の造船業への投資促進が盛り込まれる見通しで、期待感が高まったようです

◎米国は商船を建造できる能力がほとんどないため、経済安全保障上の理由から自国での商船や艦船の建造能力復活を目指しており、日米関税合意では日本による5,500億ドルの対米投資の一分野に盛り込まれていました

◎また、日本政府が国内の建造能力を2035年に倍増させる目標を定める方針も、造船株の追い風となっているようです

◎これにより、三井E&S<7003>も上昇しています


川崎重工業<7012>

◎10:50執筆。日米首脳会談を控え、防衛費増額への期待感から「高市銘柄」として買いが集まり、一時前日比+9.54%高の12,690円まで上昇し上場来高値を更新しました

◎28日に行われる日米首脳会談で、日本の防衛費増額が議題になるとの思惑から、防衛関連株に買いが集まっているようです

◎また、発足した高市新内閣の支持率が74%と高水準だったことも、防衛力向上などを掲げる高市氏の政策実行力への期待を高め、IHI<7013>なども上昇しました


霞ヶ関キャピタル<3498>

◎10:05執筆。新株発行などによる株主価値の希薄化が懸念され、一時前日比-15.17%となりストップ安まで売られました

◎400万株の新株発行と61万株の株式売り出し、上限69万1,500株のオーバーアロットメント(需要に応じた追加の売り出し)による売り出しを発表したことが嫌気されました

◎調達資金約390億円は、不動産コンサルティング事業の開発用地取得資金や開発資金などに充てるようです


TDK<6762>

◎11:00執筆。あるアナリストが、目標株価を引き上げたことが好感され、一時前日比+3.18%高となりました

◎あるアナリストが、投資判断「買い」を維持し、目標株価を2,300円から2,900円へ引き上げたようです

◎低採算事業の縮小や、電池・センサー事業の競争力向上による今後の収益性改善などが評価されたようです


中外製薬<4519>

◎10:35執筆。2025年1-9月期純利益が市場予想を下回ったことや、アナリストが目標株価を引き下げ、一時前日比-2.22%安との続落となりました

◎1-9月期純利益は3,056億円(前年同期比3%増)と増益でしたが、市場予想3,343億円を下回ったことが嫌気されました

◎また、あるアナリストが、投資判断「中立」を維持し、目標株価を6,500円から6,400円へ引き下げたことも売り材料となったようです

◎下方修正の理由は、血友病治療薬「ヘムライブラ」が想定を下回って推移しているためとしています

 

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