【株価が動いた理由】ニデック、イビデン、ディー・エヌ・エー、古河電工、キヤノン、キオクシア、日東電工、ANA(10/28)
目次

ニデック<6594>

イビデン<4062>

ディー・エヌ・エー<2432>

古河電気工業<5801>

キヤノン<7751>

キオクシアホールディングス<285A>

日東電工<6988>

ANAホールディングス<9202>

【株価が動いた理由】ニデック、イビデン、ディー・エヌ・エー、古河電工、キヤノン、キオクシア、日東電工、ANA(10/28)

ニデック<6594>

◎9:35執筆。日本取引所グループ<8697>が28日付で「特別注意銘柄」に指定したことが嫌気され、一時前日比-19.45%安のストップ安となりました

◎不適切会計の疑いで第三者委員会が調査中ですが、「過去の決算を訂正する恐れがある」「内部統制に不備がある」ことなどを指定の理由としており、1年後に改善が見込めない場合は上場廃止の可能性もあります

◎また、特別注意銘柄への指定を受け、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)の構成銘柄から除外されることも発表され、指数連動ファンドなどからの売り圧力が懸念されているようです


イビデン<4062>

◎9:55執筆。日本取引所グループが、日経平均株価の構成銘柄に採用すると発表し、一時前日比+21.1%高となりました

◎ニデックが、特別注意銘柄への指定に伴い日経平均から除外されるため、代わりに11月5日付で補充されます

◎これにより、日経平均に連動するインデックスファンドなどからの買い需要が発生するとの期待が高まったようです


ディー・エヌ・エー<2432>

◎09:55執筆。旧村上ファンド系の投資会社が株式を大量保有したことが明らかになり、経営への関与や株主還元強化への期待感から買いが集まり、一時前日比+10.27%高と急騰しました

◎旧村上ファンド系の投資会社シティインデックスイレブンスが、10月20日時点で同社株の5.12%を共同保有していることが大量保有報告書で明らかになったようです

◎保有目的を「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと」としており、株主提案などへの思惑が買いを誘ったようです


古河電気工業<5801>

◎9:40執筆。米商務長官が日米合意の5,500億ドル(約80兆円)の対米投融資枠を電力インフラなどに投じると表明したと報じられ、一時前日比+5.33%高となり3日続伸しました

◎日本の電力会社などが対米投資の検討に入ったとされ、電線大手である同社にインフラ需要の取り込みを期待した買いが集まったようです

◎これを受け、電線大手の住友電気工業<5802>、フジクラ<5803>も上昇しました


キヤノン<7751>

◎10:05執筆。1-9月期決算は堅調だったものの、通期の利益見通しを小幅に下方修正したことが嫌気され、一時前日比-5.03%安となりました

◎2025年1-9月期決算は、純利益が前年同期比微増の2,195億円と堅調でした

◎しかし、米国の関税影響などを理由に、2025年12月期今期の営業利益予想を90億円引き下げ4,510億円、純利益予想を45億円引き下げ3,255億円としたことが売り材料となったようです


キオクシアホールディングス<285A>

◎10:10執筆。提携先の米サンディスク株が前日の米国市場で5%超下落したことが嫌気され、利益確定売りに押されて一時前日比-6.22%安と急落しました

◎サンディスク株は、連日大きく買われていた反動からか、前日の米国市場で高く始まった後にマイナスに転じ、終日軟調な展開だったようです

◎これを受け、サンディスク株高を手掛かりに上昇していた同社株にも利益確定売りが広がったようです


日東電工<6988>

◎9:50執筆。2026年3月期今期業績予想を上方修正したものの、材料出尽くしから一時前日比-2.97%安と反落しました

◎IT機器やスマートフォン向け製品の需要が伸び、今期の連結純利益予想を従来の1,250億円から1,260億円(前期比8%減)へ引き上げましたが、

◎ただ、上方修正への期待感から前日に上場来高値まで買われていたため、利益確定の売りに押されたようです


ANAホールディングス<9202>

◎9:40執筆。2026年3月期今期営業利益予想が2,000億円前後で、従来の減益予想1,850億円から一転して増益になる見通しと報じられ、一時前日比+1.53%高となりました

◎8月に買収を完了した航空貨物輸送の日本貨物航空(NCA)の業績が加わり、利益を押し上げるようです

◎また、アジアからの訪日客需要などで国際旅客が堅調なことに加え、国内旅客も底堅く推移していることも好感されたようです

 

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