【株価が動いた理由】東邦チタニウム、アドバンテスト、日立、野村総研、SBI、新生銀行、楽天銀行、LINEヤフー(2/26)
目次

東邦チタニウム<5727>

アドバンテスト<6857>

日立製作所<6501>

野村総合研究所<4307>

SBIホールディングス<8473>

SBI新生銀行<8303>

楽天銀行<5838>

LINEヤフー<4689>

【株価が動いた理由】東邦チタニウム、アドバンテスト、日立、野村総研、SBI、新生銀行、楽天銀行、LINEヤフー(2/26)

東邦チタニウム<5727>

◎09:27執筆。親会社のJX金属<5857>が、株式交換で同社を完全子会社化すると発表し、株主に割り当てられる株式の価値が現在の株価を大きく上回る水準だったことから、ストップ高買い気配となっています

◎東邦チタニウム一株に対してJX金属0.7株を割り当てる計画で、両社の前日の終値をもとに計算すると、東邦チタニウムの一株当たりの価値は2,901.5円と、前日終値1,891円から1,000円以上高い水準となるため、買いが殺到したようです

◎なお、東邦チタニウムは5月28日に上場廃止となり、6月1日に完全子会社化される予定のようです

◎これを受け、神戸製鋼所<5406>や日本製鉄<5401>などが大株主の大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>にも非公開化の思惑が向かい、一時前日比+17.6%高のストップ高となりました


アドバンテスト<6857>

◎10:05執筆。エヌビディア<NVDA>の好決算を受けて朝方は上場来高値を更新しましたが、その後は利益確定売りに押され、一時前日比-4.68%安となりました

◎エヌビディアの2025年11月-2026年1月期決算が市場予想を上回る最高益となり、AI向け半導体検査装置(テスタ)の需要拡大への期待から、一時前日比+2.55%高となり上場来高値を更新しました

◎しかし、エヌビディアの好決算を期待した先回り買いが事前に入っていたこともあり、材料出尽くし感から売りが強まったようです

◎この流れから、イビデン<4062>、ディスコ<6146>、SCREENホールディングス<7735>、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>なども下落しています


日立製作所<6501>

◎10:37執筆。米国市場でのソフトウェア株上昇や勘定系システムの更新で、一時前日比+5.36%高となりました

◎米国市場でインターナショナル・ビジネス・マシーンズ<IBM>やマイクロソフト<MSFT>などが反発し、東京市場でも関連株が買われる流れとなりました

◎また、みずほ銀行が25日、日立や日本IBMなどが構築を担った勘定系システム「MINORI」の更新計画を発表したことも好感されたようです

◎2026年5月から10月にかけて全5回実施される大規模な更新作業であり、金融インフラを支える技術力と長期的な保守運用による安定収益が改めて評価されようです


野村総合研究所<4307>

◎11:13執筆。米ソフトウェア株の見直し買いが続いた流れを受け、一時前日比+9.34%高となりました

◎24日に、米AI新興企業アンソロピックが、既存ソフトウェアにAIエージェント「Cowork」を組み入れられる新機能を発表し、AIによる既存ソフトの代替懸念が後退したことが引き続き好感されたようです

◎また、米国市場でIBMやマイクロソフトなどのソフトウェア株が買われたことも買い安心感につながったようです

◎これにより、日本電気<6701>、富士通<6702>、フリー<4478>、Appier Group<4180>、日本オラクル<4716>、SHIFT<3697>、ベイカレント<6532>、トレンドマイクロ<4704>、オービック<4684>なども上昇しています


SBIホールディングス<8473>

◎10:48執筆。出資先である米ステーブルコイン発行大手サークル・インターネット・グループの好決算を好感し、一時前日比+4.98%高となりました

◎サークルが発表した2025年12月期前期決算で、総収益などが市場予想を上回ったことで+35.47%急騰し、提携関係にある同社にも連想買いが入ったようです

◎SBIは、2026年6月にも円の価値に連動するステーブルコインを国内で発行することを発表しており、今後の成長期待が意識された面もあるようです


SBI新生銀行<8303>

◎11:10執筆。2026年3月末時点の株主を対象とした株主優待制度の導入を発表し、一時前日比+6.93%高となりました

◎2025年12月の再上場後初となる株主優待で、100株以上を保有する株主に対し、暗号資産(仮想通貨)「XRP」2,000円相当、またはSBIグループの傘下企業が販売する健康食品「アラプラス ゴールド EX(60 粒)」(通常価格 税込み11,880円)のいずれかを選択できる内容などがあるようです

◎株主還元の一環として、株主の中長期保有の促進や株主層の拡大を目的としており、株主還元姿勢が評価されたようです


楽天銀行<5838>

◎11:11執筆。親会社の楽天グループ<4755>がフィンテック事業の再編に向けた協議を再開すると発表し、非公開化への期待が後退したことから、一時前日比-11.34%安となりました

◎楽天グループ、楽天カード、楽天証券ホールディングスなどを含むフィンテック事業全体を一つのグループに集約する組織再編を想定していますが、再編後も楽天銀行の上場は維持される方針が示されたようです

◎市場では、再編に伴う株式の非公開化などによるプレミアム付与を期待する向きもありましたが、上場維持の予定が明記されたことで、目先の材料出尽くし感が強まったようです

◎なお、具体的な再編形態や、提携先であるみずほフィナンシャルグループ<8411>側の関与方針は未定のようです


LINEヤフー<4689>

◎11:10執筆。「Yahoo!ショッピング」で生成AIが検討から購入後までサポートする「AIエージェント」の提供開始を発表し、一時前日比+3.35%高となりました

◎新機能は過去の回答履歴やカート操作等の行動を理解し、9月までに「要望の先回り提案」を拡充する計画とのことです

◎2025年7月の商品探し支援、10月の対話型提案に続く「AIシフト」の強化であり、楽天の「Rakuten AI」やアマゾンの「ルーファス」といった競合に対抗するようです

◎グーグルの「AIモード」など新たな検索サービスの台頭により、ECプラットフォームが「中抜き」される懸念(ECの死)が指摘される中、AI連携による「Yahoo!オークション」等への相互送客や顧客の囲い込み戦略が材料視されました

 

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