💡この記事のポイント
✅日経平均が45,000円到達!5万円予想も
✅影響が大きい「値がさ株」に注目
✅日経平均の上昇をけん引しそうな銘柄をご紹介
🔎登場する主な銘柄
✅ファーストリテイリング、アドバンテスト、ソフトバンクグループ
✅日経平均が45,000円到達!5万円予想も
✅影響が大きい「値がさ株」に注目
✅日経平均の上昇をけん引しそうな銘柄をご紹介
✅ファーストリテイリング、アドバンテスト、ソフトバンクグループ
日経平均の上昇をけん引しそうな銘柄は?
ファーストリテイリング<9983>
東京エレクトロン<8035>
アドバンテスト<6857>
ソフトバンクグループ<9984>
ソニーグループ<6758>
任天堂<7974>
トヨタ自動車<7203>
リクルートホールディングス<6098>
その他の参考銘柄
米利下げ期待による米国株高や、国内では自民党総裁選挙への期待感などから、9月16日には日経平均が史上最高値となる45,055.38円まで買われる場面がありました。日経平均の変動率は足元で非常に高くなっており、気の早い専門家からは、「年末にも日経平均が5万円に到達する」という声も聞かれるようになりました。
日経平均株価は、日本経済新聞社が算出・公表している株価指数で、東証プライム市場に上場する銘柄の中から流動性や業種セクターのバランスを考慮して選ばれた225銘柄による株価の平均値。ただし、単純な平均値ではなく、構成銘柄の採用株価合計を除数で割って計算することで指標の連続性を保っています。なお、構成銘柄の見直しは毎年4月と10月に行われ、必要に応じて入れ替えが実施されます。
こう説明すると少し難しく感じるかもしれませんが、簡単に言えば、日経平均は株価の高い銘柄(値がさ株)の影響を受けやすいということ。つまり、日経平均がここからも上昇していくと仮定するなら、指数を構成する225銘柄のうち、寄与度が高い値がさ株の底上げが期待できることになります。
ちなみに、ユニクロを展開するファーストリテイリング<9983>は日経平均への寄与度が非常に高い銘柄ですが、株価は48,000円程度で推移していますので、100株(1単元)買うには約480万円の資金が必要になります。しかし、PayPay証券であれば、100円から1円単位で購入することができます。
今回は、日経平均が上昇する際のけん引役となりそうな銘柄をピックアップしました。
傘下に「ユニクロ」や「ジーユー」などの衣料品ブランドを持ち、世界のアパレル製造小売業の中で第3位の売上規模です。
2024年8月期前期決算では、国内および海外事業が好調で過去最高益を達成しました。続く2025年8月期今期も増収増益での着地が見込まれています。株価が高いため、同社だけで時には日経平均を数百円押し上げることがあります。
株価は4月7日年初来安値41,650円以降は、およそ45,000~50,000円程度で推移しています。上場来高値は2024年10月の55,310円です。
半導体製造装置で世界3位。フォトレジスト(感光剤)の塗布や現像を行うコータ・デベロッパでは世界トップ級で、熱処理装置やエッチング装置などでも世界で高シェアを占めています。
2026年3月期今期営業利益予想が18.3%減の見込みとなり、株価の下値模索期間もありましたが、9月以降はオラクル<ORCL>の好決算をきっかけに反転しています。日経平均の本格上昇にはこの銘柄の上昇が必要となりそう。業績の底打ちに期待。
営業利益減益のニュースを受けて、株価は8月1日に急落し、9月3日安値19,870円まで下落しました。9月16日現在では、23,320円まで上昇し、急落後の高値を更新しています。
半導体テスタ(試験装置)の最大手企業。GPU(画像処理半導体)向け試験装置は独占に近い状況で、エヌビディア<NVDA>向け実績では他を圧倒しています。生成AI(人工知能)関連銘柄としても注目度の高い会社です。
2026年3月期今期営業利益予想は31.5%増と大幅増益を見込んでいます。
7月以降、おおむね10,000~12,000円のボックス圏で推移していた株価は、9月9日に上放れ、9月16日には14,280円まで上昇し上場来高値を更新しました。
ソフトバンク・ビジョン・ファンドを中心にした、グローバルテクノロジー企業への投資会社です。オープンAIなどとともに、米国AI関連のインフラ整備に4年間で5,000億ドルを投資する「スターゲート計画」を表明しています。会社側からの業績予想は未公表ですが、米国株市場全体の株価上昇で投資先に含み益が期待できそうです。
株価は、4月7日年初来安値5,730円を底に右肩上がりの上昇が継続しています。9月16日には18,660円まで上昇し、上場来高値を更新しました。
民生エレクトロニクスの大手ですが、映画、音楽、金融など多岐に展開し、現在はゲーム事業が柱です。1994年に「プレイステーション(PS)」を投入、初代PSの世界販売台数は1億台を突破。今期はPS5向け人気タイトル続編ソフトなど相次ぎ投入予定です。
2026年3月期今期営業利益予想は、前期比4.2%増の見込み。国内外の投資家に人気の銘柄で、株価も上場来高値圏での推移が続いています。
株価は、上値の重かった4,000円の壁を8月8日に突破し、9月12日には4,383円まで上昇し上場来高値を更新しました。
家庭用ゲーム機(ハード)、ソフト専業でトップ級。海外シェアも高い企業です。2025年6月に発売した新たなビデオゲーム機である「Nintendo Switch 2」は、発売後4日間の世界累計販売台数としては過去最高の350万台を突破し好調な滑り出し。
2026年3月期今期は、売上高予想が前期比63.1%増、営業利益予想が同13.3%増を見込んでいます。
1月8日年初来安値8,888円から8月18日に14,795円まで上昇し上場来高値を更新しましたが、その後9月3日安値12,985円まで下落。そこから9月12日高値14,295円まで反発していましたが、上昇一服となっています。
4輪では世界首位の実績を誇る日本を代表する自動車メーカー。心配されていた米国による自動車関税も27.5%から15%に引き下げる大統領令にトランプ大統領が署名したことで安心感が台頭。これまで出遅れていた株価も回復基調をたどっています。為替の円高推移は気になるところですが、業績の上方修正には期待したいところです。
トランプ関税という懸念材料で4月7日年初来安値2,226.5円以降も上値の重かった株価ですが、この問題にいったん区切りがついたことで8月以降は下値を切り上げ、直近は3,000円前後で推移しています。
人材・販促サービス大手。求人情報検索エンジン「インディード」を展開。AIの活用に積極的。
2026年3月期今期売上高予想は、前期比10.1%増を見込んでいます。人材不足が続いている状況は変わっておらず、同社の活躍に期待。
株価は、2024年12月上場来高値11,895円から今年4月7日年初来安値6,050円へ下落。その後はおよそ8,000~9,000円程度で推移しています。
信越化学工業
KDDI
TDK
テルモ
ファナック
コナミグループ
中外製薬
記事作成日:2025年9月16日
金融商品取引法に基づく表示事項
●本資料をお客様にご提供する金融商品取引業者名等
商号等:PayPay証券株式会社 https://www.paypay-sec.co.jp
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 2883号
加入協会:日本証券業協会
指定紛争解決機関:特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター
●リスク・手数料相当額等について
証券取引は、株価(価格)の変動等、為替相場の変動等、または発行者等の信用状況の悪化や、その国の政治的・経済的・社会的な環境の変化のために元本損失が生じることがあります。
お取引にあたっては、「契約締結前交付書面」等を必ずご覧いただき、
「リスク・手数料相当額等(https://www.paypay-sec.co.jp/service/cost/cost.html)」について内容を十分ご理解のうえ、ご自身の判断と責任によりお取引ください。
免責事項等
●本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を目的とし、投資勧誘を目的としたものではありません。投資の最終決定はお客様ご自身の判断で行ってください。
●本資料は、信頼できると考えられる情報源に基づいて作成されたものですが、基にした情報や見解の正確性、完全性、適時性などを保証するものではありません。本資料に記載された内容は、資料作成日におけるものであり、予告なく変更する場合があります。
●本資料に基づき行った投資の結果、何らかの損害が発生した場合でも、理由の如何を問わず、PayPay証券株式会社は一切の責任を負いません。
●電子的または機械的な方法、目的の如何を問わず、無断で本資料の一部または全部の複製、転載、転送等は行わないでください。