東京エレクトロン<8035>
💡株価が動いたポイント
✅2025/9/12(金)終値22,585円+1,180円
✅始値22,000円、高値22,605円、安値21,830円
✅年初来高値28,540円、年初来安値16,560円
✅米ハイテク株高や米利下げ期待で、前日比+5.51%の大幅高となりました
◎フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が連日で過去最高値を更新した流れを受け、東京市場でも半導体関連株に買いが波及しました
◎米国の物価・雇用指標が落ち着きを見せたことで、来週17〜18日(日本時間)の連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待が一段と高まり、ハイテクなど成長株への追い風となったようです
◎ハイテク株高のきっかけは、オラクル<ORCL>の受注残が急増したことで、AI(人工知能)需要の高さが再認識され、AI関連株に資金が流入したようです
◎特に、オラクルがソフトバンクグループ<9984>とスターゲート計画でパートナー関係にあることから、これまで市場を牽引してきたエヌビディア<NVDA>に加え、AI相場の裾野が広がるとの期待が高まったようです
◎さらに、「アベノミクス」の後継者と見られている高市早苗氏が、自民党総裁選への出馬意向を伝えたことで、大胆な金融緩和や積極的な財政出動が再び強化されるとの期待が広がったことも、市場全体への追い風となったようです
◎これらの「AI・米利下げ・総裁選」が投資家心理を後押しし、ハイテク株を中心に買いが広がったようです
◎7月31日の決算での今期減益の下方修正予想が嫌気され急落し、年初来高値を更新していなかった出遅れ半導体関連銘柄として大きく買われたようです
◎その他、キオクシアホールディングス<285A>+10.86%、KOKUSAI ELECTRIC<6525>+10.48%、ソシオネクスト<6526>+5.02%、日本マイクロニクス<6871>+3.94%、SUMCO<3436>+3.23%、アドバンテスト<6857>+1.82%などの半導体関連株も上昇しました
◎東京エレクトロンの株価は、4月7日年初来安値16,560円から6月30日年初来高値28,540円へ上昇。直近はおよそ21,000~22,000円程度で推移していましたが、この日は一時22,605円まで上昇しました
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