【株価が動いた理由】アルファベット +2.79%~「AIモード」などAI検索の新サービスを発表し検索事業の懸念を払拭

【株価が動いた理由】アルファベット +2.79%~「AIモード」などAI検索の新サービスを発表し検索事業の懸念を払拭

アルファベット<GOOGL>

💡株価が動いたポイント

✅2025/5/21(水)終値168.56ドル+4.58ドル

✅始値163.69ドル、高値173.14ドル、安値163.56ドル

✅年初来高値207.05ドル、年初来安値140.53ドル

✅AI検索の新サービスを発表し、前日比+2.79%の大幅高となりました


 

◎グーグルの年次イベント「Google I/O」で、AI(人工知能)を使った新たな検索サービスなどを発表し、好感されました

◎1つはGoogleの検索エンジンに会話型チャットボットを組み込んだ「AIモード」で、これによりユーザーはGoogleのAI検索機能を手軽に利用できます

◎「AIモード」は米国のユーザー向けにこの日から提供開始されました

◎もう1つは「AIウルトラ」で、AIハイエンドユーザー向けに月額249.99ドルのサブスクリプションです

◎またアルファベットの最高経営責任者(CEO)は、生成AI「Gemini」の月間利用者数が4億人を超え、昨年の「Google I/O」で発表した検索結果のAI要約である「AI Overviews」が、200カ国/地域で15億人以上が利用し、過去10年で検索分野でもっとも成功した新規サービスの1つだと述べました

◎ここのところ、従来の検索からAI検索に取って代わる可能性が懸念されていましたが、グーグル自らがAI検索の新サービスを打ち出す姿勢が不安を取り除いたようです

◎市場では「グーグルの製品開発の勢いが過小評価されている」「AIの利用増と収益への自信を示した」との声があるようです

◎これによりあるアナリストは、AIの成功にはエンジニアリング、インフラ、そして流通の組み合わせが必要であり、アルファベットはこれらの分野で優位な立場にあるとして、投資判断を「オーバーウェイト」とし、目標株価を195ドルとしました

モルガン・スタンレー<MS>のアナリストは、生成AI機能の向上が、クリエイターや広告主にとっての収益拡大に繋がる可能性があるとして、投資判断を「買い」とし、目標株価を185ドルとしました

シティグループ<C>のアナリストは、製品サイクルとユーザー導入が加速しており、検索事業の成長に安定性をもたらすとして、投資判断を「買い」とし、目標株価を200ドルとしました

◎株価は2月4日年初来高値207.05ドルから4月7日年初来安値140.53ドルへ下落。この日は173.14ドルまで上昇し3月25日高値170.63ドルを上回りましたが、まだ戻り幅が小さいことも買いに繋がりやすかったようです

 

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