エヌビディア<NVDA>
💡株価が動いたポイント
✅2025/5/27(火)終値135.50ドル+4.21ドル
✅始値134.15ドル、高値135.66ドル、安値133.31ドル
✅年初来高値153.13ドル、年初来安値86.62ドル
✅低価格なAI半導体を中国向けに発売と報道され、前日比+3.21%の大幅高となりました
◎米国政府から輸出規制を受けた中国向け半導体「H20」よりも大幅に低価格なAI(人工知能)半導体を中国向けに発売すると報じられ、注目されたようです
◎新製品は最先端AIチップ「ブラックウェル」をベースとし、価格は6,500~8,000ドルと、「H20」の1万~1万2,000ドルを大きく下回る見込みとのことです
◎性能や製造要件の簡素化で低価格化を実現し、早ければ6月に量産開始される予定とのことです
◎米国による半導体輸出規制を受け、中国企業はエヌビディアからの調達をあきらめ、中国産へ切り替える動きがこのところ伝えられていたため、早期の対応で安心感が広がったようです
◎ジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)は以前から、対中輸出規制で中国でのシェアが低下すれば、華為技術(ファーウェイ)など中国企業が台頭することとなり、かえってマイナスだと述べていました
◎中国検索大手の百度(バイドゥ)は21日に、米国製半導体ではなく中国製の代替品でまかなう意向を示していました
◎また、28日取引終了後の決算発表を前に、アナリストの業績予想が出されていますが、総じて強気のものが多かったことも買い安心感につながったようです
◎エヌビディアにはトランプ政権の政策運営をめぐるさまざまなリスクがありますが、「リスクは織り込み済み」「AI拡大はまだ初期段階」との見方から決算発表前に業績予想や目標株価を引き上げる動きが見られるようです
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