【株価が動いた理由】ケイデンス・デザイン・システムズ -10.67%~米政権が中国向け半導体設計ソフトの輸出禁止との報道で急落

【株価が動いた理由】ケイデンス・デザイン・システムズ -10.67%~米政権が中国向け半導体設計ソフトの輸出禁止との報道で急落

ケイデンス・デザイン・システムズ<CDNS>

💡株価が動いたポイント 

✅2025/5/28(水)終値288.61ドル-34.47ドル

✅始値322.87ドル、高値323.39ドル、安値284.3ドル

✅年初来高値325.03ドル、年初来安値221.56ドル

✅米政権が中国向け半導体設計ソフトの輸出禁止との報道で、前日比-10.67%の急落となりました


 

◎トランプ政権が半導体設計のソフトウェアを扱う米国企業に対し、中国向け販売を停止するよう命じたと報じられ売られました

◎米商務省産業安全保障局(BIS)がケイデンス、シノプシス<SNPS>、シーメンスEDAに対して書簡で指示を出したとのことです

◎3社は次世代半導体の生産に不可欠なEDA(電子設計自動化)で中国市場の8割のシェアを有し、電子機器や集積回路の設計を自動化するソフトウェアで半導体のサプライチェーンの重要な役割を果たしています

◎BISは「戦略的重要性のある中国への輸出を審査している」と述べ、審査中に既存の輸出ライセンスの一部が停止されたり、追加のライセンス要件が課されたりしていると回答したとのことです

◎中国での売上高比率はシノプシスが約16%、ケイデンスは約12%とのことです

◎なお、シノプシスは「報道は承知しているが、BISからの通知を受けていない」と否定しました

◎これにより時間外取引で、ケイデンスが+4.98%、シノプシスが+3.58%と大きく反発しています

◎一旦は反発となったものの、今後の展開は不透明であり、何らかの規制が行われる可能性は残るため、今後の動向には注意したいところです

 

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