シースリー・エーアイ<AI>
💡株価が動いたポイント
✅2025/5/29(木)終値27.8ドル+4.78ドル
✅始値26.59ドル、高値30.24ドル、安値26.21ドル
✅年初来高値38.58ドル、年初来安値17.03ドル
✅好決算や大型契約の延長/拡大で、前日比+20.76%の急騰となりました
◎2025年2-4月期売上高1億872万ドル(前年同期比26%増)が市場予想1億780万ドルを上回り、一株当たり利益0.16ドルの赤字が市場予想0.2ドルの赤字よりも赤字幅縮小となったことが好感され、株価は一時31%高まで急騰する場面も見られました
◎新たに開示された2025年5-7月期売上高予想は市場予想に沿った数値が示されました
◎エネルギー技術企業ベーカー・ヒューズとの合弁事業を2028年6月まで延長・拡大すると発表したことも買い材料視されたと見られます
◎2019年の提携開始以来、シェルやエクソン・モービル<XOM>など大手企業からの受注獲得に成功しており、これまでに石油やガス市場から5億ドル以上の収益を得ているとされ、安定収益確保の観点から好感されたようです
◎また、軍事関連の収益確保に向けた取り組みも開示されており、こちらも買い材料視されたようです
◎米国空軍との契約を3億5,000万ドル拡大し、2029年までの契約総額を4億5,000万ドルに引き上げ、空軍の艦隊やシステム全体に予測分析と航空機整備プラットフォームを実装します
◎当初1億ドルの契約で予測分析や意思決定支援プラットフォームを提供していましたが、航空機の運用監視やリアルタイムに近い洞察を提供する上で重要な役割を果たしたと評価されたとのことです
◎これを受けあるアナリストは、「ベーカー・ヒューズとの契約延長が安心感をもたらした」として、目標株価を26ドルから28ドルに引き上げました
◎別のアナリストは、「見通しは比較的保守的で、AIのビジネスチャンスを引き続き活かしていくだろう」として、投資判断「アウトパフォーム」を維持し、目標株価を45ドルから35ドルに引き下げました◎また別のアナリストは、同社には値下がりで利益を狙う「空売り」が大量に入っていたとして、業績見通しが予想通りで思惑が外れ買い戻しが殺到し急騰した側面があると見ているようです
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