アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>
💡株価が動いたポイント
✅2025/7/28(月)終値173.66ドル+7.19ドル
✅始値169.08ドル、高値174.7ドル、安値168.67ドル
✅年初来高値174.7ドル、年初来安値76.48ドル
✅目標株価引き上げやGPUの値上げで、前日比+4.31%の大幅高となり4連騰し年初来高値を更新しました
◎あるアナリストが、投資判断「買い」を維持し、目標株価を150ドルから210ドルに引き上げ、買われました
◎パソコンとサーバー事業の両方が牽引し、2025年4-6月期の業績が上振れ傾向にあると見ているとのことです
◎また、7-9月期以降に中国向けAI(人工知能)半導体の出荷が再開することや、新製品の投入にも期待しているようです
◎さらに、AIデータセンター向けGPU(画像処理半導体)が、予想よりも高い2万5,000ドルで販売できる可能性があると予想し、GPUの売上高は年末までに100億ドルに達する可能性があると見ているとのことです
◎アナリストは、8月5日に予定されている同社の4-6期決算発表を前に、AMD株に対する感情が改善していると指摘しました
◎また、別の報道で、AMDがGPUの「AMD Instinct MI350」の価格を、1万5,000ドルから2万5,000ドルに引き上げたと報じられたことも、株価上昇の追い風になったようです
◎これについて別のアナリストは、「AMDのMI350は、エヌビディア<NVDA>のBlackwell B200と競合できるようになった」と述べ、「AMDの来年のAIチップの売上高は、従来予想の96億ドルを大幅に上回り151億ドルになるだろう」と予想しました
◎報道では、2万5,000ドルに値上げしても、エヌビディアのBlackwell B200よりも安価で競争力があると指摘しています
◎また、米国がAMD製品の中国への輸出規制を一時停止したとの報道も、好感されたようです
◎AMDの株価は、2024年3月高値227.3ドルから今年4月8日年初来安値76.48ドルへ下落。その後は上昇傾向で、この日は一時174.7ドルまで上昇し年初来高値を更新しました
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