【株価が動いた理由】オラクル +1.49%~TikTok米事業売却への参画報道で思惑買い

【株価が動いた理由】オラクル +1.49%~TikTok米事業売却への参画報道で思惑買い

オラクル<ORCL>

💡株価が動いたポイント

✅2025/9/16(火)終値 306.65ドル +4.51ドル

✅始値 314.06ドル、高値 319.97ドル、安値 302.27ドル

✅年初来高値345.72ドル、年初来安値118.86ドル

✅TikTokの米事業に参画するとの報道で、前日比+1.49%の上昇となりました


 

◎中国発の動画共有アプリ「TikTok」の米国事業について、オラクルが米投資ファンドなどと企業連合を組んで参画すると報じられ、一時+5.9%まで買われました

◎TikTokの米事業を引き継ぐ新会社を設立し、米国側が約8割の株式を保有する枠組みで米中両政府が大筋合意したとのことです

◎新会社の取締役会も米国人が過半数を占め、そのうち1人は米政府が指名するようで、規制リスクの後退が意識されたようです

◎オラクルはこれまでもTikTokにクラウドサービスを提供しており、売却後も米国内の利用者データの管理などを担うと報じられ、同社のクラウド事業への期待が強まりました

◎トランプ大統領は、TikTokの米事業売却期限を9月17日から12月16日まで延長する大統領令に署名しており、円滑な事業売却を進めるための措置とみられています

◎19日にトランプ大統領と習近平国家主席が協議し最終合意を確認する見通しとのことです

◎動画の表示順を決める中核技術のアルゴリズムは売却の対象外で、親会社のバイトダンスから技術のライセンス供与を受けて、米国の新会社が新たに開発する見通しです

◎アルゴリズムの扱いが国家安全保障リスクの核心とみられており、米議会・当局の審査により条件が変動する余地があるとの見方から、上値では様子見も広がり上げ幅を縮めたようです

◎株価は4月7日年初来安値118.86ドルから7月31日高値260.87ドルへ上昇。その後は9月2日安値218.79ドルまで下落しましたが、AIクラウドの受注残急増で9月10日上場来高値345.72ドルまで上昇。その後は上昇一服となっています

 

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