インテル<INTC>
◎2025/9/25(木)終値33.99ドル+2.77ドル
◎アップル<AAPL>や半導体大手の台湾セミコンダクター(TSMC)に出資や提携を打診していると相次いで報じられ、経営再建への期待から前日比+8.87%の大幅高となり3連騰しました
◎米政府が同社の復活を後押しする姿勢を示していることに加え、エヌビディア<NVDA>などからの大型出資も明らかになっており、期待感が一気に高まったようです
◎また、一部のアナリストが投資判断を「売り」から「中立」に引き上げたことも、投資家心理を押し上げる要因となったようです
オラクル<ORCL>
◎2025/9/25(木)終値291.33ドル-17.13ドル
◎あるアナリストが投資判断「売り」で調査を開始したことが嫌気され、前日比-5.55%の大幅安となりました
◎市場は同社のクラウド売上高を過大評価していると指摘し、目標株価を前日終値より4割以上低い175ドルに設定したことが投資家心理を冷やしたようです
◎また、オープンAIとの大型契約は採算性が低いとの見方や、AI事業での研究開発費が不足しているとの指摘も売り材料となったようです
◎一方、引け後にはTikTokの米国事業存続が承認されたことで、同社が提携を通じてクラウドサービスを継続できるとの期待から買いが入ったようです
マーベル・テクノロジー<MRVL>
◎2025/9/25(木)終値83.81ドル+3.72ドル
◎投資家向け説明会で最高経営責任者(CEO)が事業に明るい見通しを示したことが好感され、前日比+4.64%高となりました
◎CEOが、懸念されていたカスタムチップ事業の売上高は来年落ち込まないと述べたことで、安心感が広がったようです
◎また、この発表を受けて複数のアナリストが目標株価を相次いで引き上げたことも、買いを後押しする要因となったようです
アマゾン・ドット・コム<AMZN>
◎2025/9/25(木)終値218.15ドル-2.06ドル
◎有料会員サービス「プライム」を巡る訴訟で、米連邦取引委員会(FTC)に25億ドルを支払うことで和解したと発表し、嫌気した売りが出て前日比-0.93%安となりました
◎和解金は顧客への返金15億ドルと制裁金10億ドルと高額で、業績への影響を懸念した売りが優勢となったようです
◎また、和解の一環として加入・解約手続きの変更や、独立した監督者を受け入れることなども、今後の事業運営への影響を警戒された面もあるようです
モンデリーズ・インターナショナル<MDLZ>
◎2025/9/25(木)終値62.56ドル-1.83ドル
◎キャンディーなどに使う食品着色料を、合成着色料から天然由来のものへ切り替える方針だと報じられ、前日比-2.84%安となりました
◎ダーク・ファン・デ・プット最高経営責任者(CEO)が以前、この動きがコスト圧力になると発言していたことから、収益への影響を懸念した売りが出たようです
◎また、米政府からの要請や一部の州での規制強化に対応するための動きですが、市場はコスト増の側面を重く見た模様です
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