【株価が動いた理由】テキサス・インスツルメンツ -5.6%~業績予想が市場予想に届かず目標株価の引き下げ相次ぎ急落

【株価が動いた理由】テキサス・インスツルメンツ -5.6%~業績予想が市場予想に届かず目標株価の引き下げ相次ぎ急落

テキサス・インスツルメンツ<TXN>

💡株価が動いたポイント

✅2025/10/22(水)終値170.71ドル-10.13ドル

✅始値163.96ドル、高値173.08ドル、安値163.04ドル

✅年初来高値221.69ドル、年初来安値139.95ドル

✅業績予想が市場予想に届かず、前日比-5.6%の急落となりました


 

◎21日夕に発表した2025年7-9月期決算は、売上高が市場予想を上回ったものの、10-12月期の業績予想が市場予想に届かなかったことが嫌気されたようです

◎10-12月期売上高予想42億2,000万~45億8,000万ドルの中央値が、市場予想45億1,000万ドルを下回りました

◎また、10-12月期の一株当り利益予想1.13~1.39ドルが、上限でも市場予想1.41ドルを下回りました

◎経営陣は決算説明会で、経済環境に不透明感があり、回復ペースが過去に比べ緩やかだとの見方を示しました

◎市場では、主力のアナログ半導体の循環的な需要回復の勢いが止まっているとの見方が出ているとのことです

◎2025年7-9月期の売上高47億4,200万ドル(前年同期比14%増)は市場予想46億5,000万ドルを上回りましたが、営業利益16億6,300万ドル(同7%増)は市場予想16億7,000万ドルを小幅に下回りました

◎決算を受け、モルガン・スタンレー<MS>-0.7%のアナリストは、投資判断弱気」を維持し、目標株価を192ドルから175ドルへ引き下げました

◎他のアナリストも、185ドルから180ドル、200ドルから170ドルなど目標株価を相次いで引き下げました

◎これらにより、オン・セミコンダクター<ON>-5.71%、マーベル・テクノロジー<MRVL>-3.8%、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>-3.27%、インテル<INTC>-3.14%など半導体株も下落しました

◎テキサス・インスツルメンツの株価は4月11日年初来安値139.95ドルから7月11日年初来高値221.69ドルへ上昇。その後は175ドルから205ドル程度で推移していましたが、この日は一時163.04ドルまで下落しました

 

【関連記事】
iPhone 17好調で注目の「アップル関連」日米株8選
次のダブルバガーを探せ!株価2倍高期待の米国株6選
金(ゴールド)4,300ドル突破し最高値更新!銅も最高値圏!関連銘柄6選
円安・円高で米国株はどうなる?為替の基本をカンタン解説
新たなテック指数「マグニフィセント・テン(MGTEN)」とは?
上場来高値の半値以下!業績見通しが堅調な出遅れ日本株8選
次世代クリーンエネルギー「核融合発電」関連の日米株15選
【実践テクニカル教室】ゴールデンクロスとデッドクロス~アップル

金融商品取引法に基づく表示事項

●本資料をお客様にご提供する金融商品取引業者名等
商号等:PayPay証券株式会社 https://www.paypay-sec.co.jp
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 2883号
加入協会:日本証券業協会
指定紛争解決機関:特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター
●リスク・手数料相当額等について
証券取引は、株価(価格)の変動等、為替相場の変動等、または発行者等の信用状況の悪化や、その国の政治的・経済的・社会的な環境の変化のために元本損失が生じることがあります。
お取引にあたっては、「契約締結前交付書面」等を必ずご覧いただき、
「リスク・手数料相当額等(https://www.paypay-sec.co.jp/service/cost/cost.html)」について内容を十分ご理解のうえ、ご自身の判断と責任によりお取引ください。

免責事項等
●本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を目的とし、投資勧誘を目的としたものではありません。投資の最終決定はお客様ご自身の判断で行ってください。
●本資料は、信頼できると考えられる情報源に基づいて作成されたものですが、基にした情報や見解の正確性、完全性、適時性などを保証するものではありません。本資料に記載された内容は、資料作成日におけるものであり、予告なく変更する場合があります。
●本資料に基づき行った投資の結果、何らかの損害が発生した場合でも、理由の如何を問わず、PayPay証券株式会社は一切の責任を負いません。
●電子的または機械的な方法、目的の如何を問わず、無断で本資料の一部または全部の複製、転載、転送等は行わないでください。