【株価が動いた理由】ローム +13.27%~エヌビディアのデータセンター電力インフラ構想に参画することが注目され急騰

【株価が動いた理由】ローム +13.27%~エヌビディアのデータセンター電力インフラ構想に参画することが注目され急騰

ローム<6963>

💡株価が動いたポイント

✅2025/5/28(水)終値1,613.5円+189円

✅始値1,447.5円、高値1,634円、安値1,440円

✅年初来高値1,684.5円、年初来安値1,069円

✅エヌビディアのデータセンター電力インフラ構想に参画することが注目され、前日比+13.27%の急騰となりました


 

◎この日に新たな材料が出たわけではありませんが、先週21日に同社のSNSで「NVIDIA の800 V HVDC Architecture(高電圧直流データセンター電力インフラ)構想に、ロームもシリコンプロバイダーとして参画しています。NVIDIAと共同で次世代AIインフラの電源技術革新に取り組みます!」と投稿したことや、22日に従来より電源ロスを2割削減できるAI(人工知能)サーバー向けパワー半導体発表したことが材料視されたようです

エヌビディア<NVDA>の決算発表を28日の取引終了後に控え、エヌビディアの株価も上昇し、ロームが新たなエヌビディア関連株として期待されたようです

◎また、米カリフォルニア州最大の電力会社でデータセンター開発企業からの電力供給依頼が今年に入り40%以上急増との報道もあり、AI(人工知能)のデータ処理向けパワー半導体を手がけ、PBR(株価純資産倍率)が0.7倍で、予想配当利回りが3.09%と割安感のあるロームに物色の矛先が向いたようです

◎データセンターでは生成AIや高性能GPUを搭載したサーバーの電力消費が増え、電力効率のさらなる向上と大電流への対応が求められています

◎22日発表した省エネに貢献できる新製品は、世界的なクラウドプラットフォーム企業の推奨部品にも認定され、月産100万個の量産を行うとのことです

◎ロームの株価は2023年7月高値3,563.8円から今年4月9日年初来安値1,069円へ下落。この日は一時1,634円まで上昇したものの、2月20日年初来高値1,684.5円には届きませんでした

 

【関連記事】
<2025年6月>日米株マーケットの注目ポイントと参考銘柄
株価回復で注目のハイテク株6選
世界景気悪化の影響を受けにくい内需株6選+59銘柄
最低投資金額の引き下げで株式分割が期待される52銘柄
ドル安メリットが期待できる米国株7選
「S&P500やオルカンだけ」ではなく組み合わせたいファンド6選
相場変動時に有効活用できるETF7選+24銘柄
トランプ関税の影響を受けにくい日米ゲーム関連株7選+14銘柄
史上最高値更新!注目の金(ゴールド)銘柄

金融商品取引法に基づく表示事項

●本資料をお客様にご提供する金融商品取引業者名等
商号等:PayPay証券株式会社 https://www.paypay-sec.co.jp
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 2883号
加入協会:日本証券業協会
指定紛争解決機関:特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター
●リスク・手数料相当額等について
証券取引は、株価(価格)の変動等、為替相場の変動等、または発行者等の信用状況の悪化や、その国の政治的・経済的・社会的な環境の変化のために元本損失が生じることがあります。
お取引にあたっては、「契約締結前交付書面」等を必ずご覧いただき、
「リスク・手数料相当額等(https://www.paypay-sec.co.jp/service/cost/cost.html)」について内容を十分ご理解のうえ、ご自身の判断と責任によりお取引ください。

免責事項等
●本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を目的とし、投資勧誘を目的としたものではありません。投資の最終決定はお客様ご自身の判断で行ってください。
●本資料は、信頼できると考えられる情報源に基づいて作成されたものですが、基にした情報や見解の正確性、完全性、適時性などを保証するものではありません。本資料に記載された内容は、資料作成日におけるものであり、予告なく変更する場合があります。
●本資料に基づき行った投資の結果、何らかの損害が発生した場合でも、理由の如何を問わず、PayPay証券株式会社は一切の責任を負いません。
●電子的または機械的な方法、目的の如何を問わず、無断で本資料の一部または全部の複製、転載、転送等は行わないでください。