ローム<6963>
💡株価が動いたポイント
✅2025/5/28(水)終値1,613.5円+189円
✅始値1,447.5円、高値1,634円、安値1,440円
✅年初来高値1,684.5円、年初来安値1,069円
✅エヌビディアのデータセンター電力インフラ構想に参画することが注目され、前日比+13.27%の急騰となりました
◎この日に新たな材料が出たわけではありませんが、先週21日に同社のSNSで「NVIDIA の800 V HVDC Architecture(高電圧直流データセンター電力インフラ)構想に、ロームもシリコンプロバイダーとして参画しています。NVIDIAと共同で次世代AIインフラの電源技術革新に取り組みます!」と投稿したことや、22日に従来より電源ロスを2割削減できるAI(人工知能)サーバー向けパワー半導体を発表したことが材料視されたようです
◎エヌビディア<NVDA>の決算発表を28日の取引終了後に控え、エヌビディアの株価も上昇し、ロームが新たなエヌビディア関連株として期待されたようです
◎また、米カリフォルニア州最大の電力会社でデータセンター開発企業からの電力供給依頼が今年に入り40%以上急増との報道もあり、AI(人工知能)のデータ処理向けパワー半導体を手がけ、PBR(株価純資産倍率)が0.7倍で、予想配当利回りが3.09%と割安感のあるロームに物色の矛先が向いたようです
◎データセンターでは生成AIや高性能GPUを搭載したサーバーの電力消費が増え、電力効率のさらなる向上と大電流への対応が求められています
◎22日発表した省エネに貢献できる新製品は、世界的なクラウドプラットフォーム企業の推奨部品にも認定され、月産100万個の量産を行うとのことです
◎ロームの株価は2023年7月高値3,563.8円から今年4月9日年初来安値1,069円へ下落。この日は一時1,634円まで上昇したものの、2月20日年初来高値1,684.5円には届きませんでした
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