【株価が動いた理由】IHI +6.07%~目標株価引き上げと地政学リスクや日米関税交渉の思惑で防衛関連株が人気化し年初来高値を更新

【株価が動いた理由】IHI +6.07%~目標株価引き上げと地政学リスクや日米関税交渉の思惑で防衛関連株が人気化し年初来高値を更新

IHI<7013>


💡株価が動いたポイント

✅2025/6/3(火)終値15,280円+875円

✅始値15,195円、高値15,620円、安値14,945円

✅年初来高値15,620円、年初来安値7,977円

✅目標株価引き上げと防衛関連株が人気化し、前日比+6.07%の大幅高となり年初来高値を更新しました



野村ホールディングス<8604>のアナリストが、投資判断を「中立」から「買い」へ、目標株価を9,500円から16,500円へ引き上げたことが好感されました

◎このアナリストは、「民間向け航空エンジンのスペアパーツ事業の成長が続く可能性があり、2027年3月期来期以降もスペアパーツの売上が拡大することで年率10%超の利益成長が継続する」と見ているようです

◎また、ウクライナのロシア軍基地への攻撃や、イランと米国の核合意交渉の難航など地政学リスクの高まりから、防衛関連株に資金が向かった側面もあるようです

◎さらに、米関税政策による不透明感から低リスク通貨の円が買われる中、トランプ政権の防衛費増額圧力などを背景とした業績拡大期待から、防衛関連株は円高による悪影響も限定的と見られることも背景にあるようです

◎また、日米関税交渉防衛費の増額要求の可能性があることも思惑を呼んだようです

◎なお、株式を借りて下落で利益を狙う信用取引の売りを行っていた投資家の買い戻しも加わり、上昇を後押ししたようです

◎同じく防衛関連株の川崎重工業<7012>+6.02%は一時10,875円まで上昇し年初来高値を更新し、三菱重工業<7011>+0.71%は一時3,444円まで上昇し上場来高値を更新しました

◎IHIの株価は一時15,620円まで上昇し年初来高値を更新し、約35年前の1989年12月の上場来高値16,000円に迫る勢いとなりました

 

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