【株価が動いた理由】キオクシアホールディングス +2.31%〜メモリー生産能力を2倍に引き上げる計画が好感され大幅高

【株価が動いた理由】キオクシアホールディングス +2.31%〜メモリー生産能力を2倍に引き上げる計画が好感され大幅高

キオクシアホールディングス<285A>


💡株価が動いたポイント

✅2025/6/6(金)終値2,165円+49円

✅始値2,115円、高値2,278円、安値2,090円

✅年初来高値3,250円、年初来安値1,510円

✅メモリーの生産能力を2倍に引き上げると表明し、前日比+2.31%の上昇となりました



◎ 経営方針説明会で、2029年度までにメモリーの生産能力を2024年度比で2倍に引き上げる方針を示したことで、将来の成長期待から買われました  

◎ 主力の国内2工場のラインを増やし、AI(人工知能)向けデータセンターで長期記憶に使うNAND型フラッシュメモリーを増産し、データ転送速度を向上させた次世代メモリー搭載製品の生産も2026年後半に開始する計画です 

◎キオクシアの常務執行役員は「今後最も成長が見込まれるAI領域に注力する」と述べ、最先端NANDの生産比率を高め、2026年3月期今期に既存製品を上回る売上を目指すとのことです

ストレージ・クラス・メモリー(SCM)と呼ばれる次世代メモリーは、AI向けに現在使われているDRAMよりも大容量で、AIの性能を向上できることから、AI半導体メーカーによる評価を経て量産に移行するようです

◎あるアナリストは 、「AIの推論処理を効率化する製品開発も進めており、今後の差別化要因として評価できる」とコメントしました 

◎別のアナリストは、投資判断Equal-weight」を維持し、目標株価を1,900円から2,200円に引き上げました

◎また、さくらインターネット<3778>+4.31%が、電力大手JERAの火力発電所敷地内にデータセンターを建設する方向で基本合意に至ったと発表したことも併せ、その他の半導体関連株にも買いが広がりました

◎政府もデータセンターと発電所を一体で整備する「ワット・ビット連携」構想を進めており、さくらインターネットは、膨大な電力が必要なAI需要に応える取り組みを推進しているようです

◎これらにより、TOWA<6315>+2.74%、SUMCO<3436>+2.62%、明電舎<6508>+2.56%、ルネサスエレクトロニクス<6723>+2.38%、KOKUSAI ELECTRIC<6525>+1.73%、日本マイクロニクス<6871>+1.7%などの半導体関連株も上昇しました

 

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