【株価が動いた理由】東邦チタニウム +15.89%〜JX金属が親子上場の解消を検討と伝わりTOBや第三者への売却の思惑から急騰

【株価が動いた理由】東邦チタニウム +15.89%〜JX金属が親子上場の解消を検討と伝わりTOBや第三者への売却の思惑から急騰

東邦チタニウム<5727>


💡株価が動いたポイント

✅2025/6/12(木)終値1,298円+178円

✅始値1,118円、高値1,350円、安値1,106円

✅年初来高値1,350円、年初来安値801円

✅JX金属が親子上場の解消を検討と伝わり、前日比+15.89%の急騰となり年初来高値を更新しました



◎親会社であるJX金属<5016>の林陽一社長がメディアのインタビューで、東邦チタニウムとの資本関係の見直しに言及したことで、親子上場解消の思惑で急騰しました

◎JX金属は東邦チタニウムの株式を50.38%保有する筆頭株主で、保有を通じた技術的なシナジーがある一方、スポンジチタン事業などそうではない部分もあると発言し、株式の買い増しによる完全子会社化や、全株売却による親子関係の解消など「あらゆる可能性がある」と述べました

◎これにより、JX金属によるTOB(株式公開買付)や、第三者への売却などの実施への思惑から買いが集まったようです

◎市場では「ROE(自己資本利益率)の観点では、売却した方が投資家にとって有利」との見方があり、仮にJX金属が保有株を売却する場合、高い価格で投資ファンドが買収して非公開化する可能性があると見られているようです

◎東京証券取引所は親子上場に対し、少数株主保護資本効率の観点から見直しを要請しており、最近では日本電信電話<9432>とNTTデータグループ<9613>、トヨタ自動車<7203>と豊田自動織機<6201>などで親子上場の解消が進行しています

◎また、JX金属の株式を42.38%保有するENEOSホールディングス<5020>との親子上場についても林社長は「この形を永久に続けるつもりはない」と述べ、将来的な見直しの必要性も示唆しました

 

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