【株価が動いた理由】三井E＆S　+11.71％～アナリストの目標株価引き上げで3連騰し年初来高値を更新

【株価が動いた理由】三井E＆S　+11.71％～アナリストの目標株価引き上げで3連騰し年初来高値を更新

三井E＆S＜7003＞

💡株価が動いたポイント

✅2025/6/23(月)終値2,871円+301円

✅始値2,620円、高値2,874円、安値2,615円

✅年初来高値2,874円、年初来安値1,141円

✅アナリストの目標株価引き上げで、前日比+11.71％の急騰となり3連騰し年初来高値を更新しました

　

◎あるアナリストが、堅調な受注動向を踏まえて投資判断「買い」を継続し、目標株価を1,950円から3,300円へ引き上げたことから急騰し、年初来高値を更新しました

◎このアナリストは、物流システムの受注残の多さから工場の高稼働は当面続くとし、米国主要港の243基の中国製クレーンからの置き換え需要も大きいと見ているようです

◎また、先週20日に政府・自民党が国立造船所の建設を検討との報道で、名村造船所＜7014＞と共に造船株が買われたことも、引き続き背景にあるようです

◎トランプ大統領は米国内の造船業復活や、海運業での中国の支配力低下も目論んでおり、港湾クレーン整備で三井E＆Sが受注を得やすいとの思惑もあるようです

◎さらに、中東情勢の悪化でイランによるホルムズ海峡封鎖の可能性が高まる中、多くの船舶が迂回を余儀なくされ、航行時間や距離が延びることによる船舶のメンテナンス需要期待も背景にあるようです

◎株価は2024年3月上場来高値2,898円から今年4月7日年初来安値1,141円まで下落。この日は一時2,874円まで上昇し上場来高値に迫りました

　

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