ローム<6963>
💡株価が動いたポイント
✅2025/6/23(月)終値1,775円+88.5円
✅始値1,793.5円、高値1,810円、安値1,755.5円
✅年初来高値1,810円、年初来安値1,069円
✅日経平均にロームが採用され、前日比+5.24%の大幅高となり5連騰し年初来高値を更新しました
◎日経平均の構成銘柄からNTTデータグループを除外し、ロームを採用すると発表され買われました
◎日経平均などの株価指数の構成銘柄に採用されると、インデックスファンドなどの買い需要が発生するため、採用銘柄は株価上昇を見込んで買われる傾向があります
◎銘柄の入れ替えは7月4日で、親会社の日本電信電話<9432>によるTOB(株式公開買付)に伴い、NTTデータグループが上場廃止となる可能性が高いことから実施されるようです
◎ロームは、新製品のAIサーバー向けパワー半導体が好調なことや、エヌビディア<NVDA>のデータセンター電力インフラ構想に参画することなどが評価され、4月9日年初来安値1,069円以降、上昇傾向が続いています
◎またこの日、ロームは、第4世代SiC MOSFET(炭化ケイ素使用の絶縁ゲート電解効果トランジスタ)搭載のパワーモジュールが、トヨタの新型BEV(100%電気自動車)「bZ5」(中国市場向け)のトラクションインバータに採用されたと発表しました
◎これにより、航続距離の向上や車両の高性能化に寄与でき、今後も第5〜第7世代のSiCパワーデバイス開発を加速し、多様な形態での提供体制を強化するとのことです
◎株価は2023年7月高値3,563.8円から今年4月9日年初来安値1,069円へ下落。その後は堅調に上昇し、この日は一時1,810円まで上昇し年初来高値を更新しました。これにより昨年10月以来の水準まで戻しました
【関連記事】
・米国のロボタクシー関連株5選
・進化する「AI検索」関連の米国株6選
・中国の受注回復傾向!FA関連の日本株6選
・割安解消期待!PBR1倍割れ銘柄一覧【2025年6月】
・世界景気悪化の影響を受けにくい内需株6選+59銘柄
・相場変動時に有効活用できるETF7選+24銘柄
・注目11投資テーマの日米関連銘柄一覧!
・アナリストの目標株価を20%超下回る割安な米国株19選【2025年6月】