ディスコ<6146>
💡株価が動いたポイント
✅2025/7/10(木)終値43,010円+1,720円
✅始値42,380円、高値43,670円、安値41,990円
✅年初来高値53,680円、年初来安値22,640円
✅AI向けが好調で一転して過去最高益となり、前日比+4.16%の大幅高となりました
◎2025年4-6月期純利益を167億円(前年同期比29.6%減)から237億円(同0.2%増)へ、一転して過去最高益となり買われました
◎売上高は750億円(同9.4%減)から899億円(同8.6%増)へ、営業利益は238億円(同28.7%減)から344億円(同3.3%増)へ従来予想から上振れました
◎生成AI(人工知能)向け半導体需要が好調で、半導体製造装置の販売が増加し、想定以上の円安ドル高も利益の押し上げ要因となったようです
◎ディスコは半導体の組み立ての「後工程」で使われる切断装置、研削装置などの半導体製造装置で高いシェアを持っています
◎AIデータセンター向けの高性能メモリーや半導体用の精密加工装置が牽引し、EV(電気自動車)用のパワー半導体向けの落ち込みを補ったとのことです
◎純利益予想は市場予想258億円を下回りましたが、失望売りとはならず、世界的なAI関連株ブームで買いを後押しした側面もあるようです
◎17日に、4-6月期決算の詳細と共に、7-9月期予想を開示すると見られます
◎ディスコはAI半導体以外のパワー半導体向けの苦戦もあり、株価は年初来高値を更新している同業のアドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>、SCREENホールディングス<7735>などの半導体関連株と比べて出遅れているだけに、今後の業績予想が注目されます
◎この日は、エヌビディア<NVDA>が史上初の時価総額4兆ドルを突破したこともあり、ソシオネクスト<6526>+3.5%、日本マイクロニクス<6871>+3.28%、TOWA<6315>+2.45%、アドバンテスト<6857>+2.41%などの半導体関連株も上昇しました
◎ディスコの株価は、1月23日年初来高値53,680円から4月7日年初来安値22,640円へ下落。この日は一時43,670円まで上昇しました
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