【株価が動いた理由】さくらインターネット -19.07%〜今期業績予想の下方修正でストップ安

【株価が動いた理由】さくらインターネット -19.07%〜今期業績予想の下方修正でストップ安

さくらインターネット<3778>


💡株価が動いたポイント

✅2025/7/29(火)終値2,970円-700円

✅始値2,970円、高値2,970円、安値2,970円

✅年初来高値5,020円、年初来安値2,731円

✅今期業績予想の下方修正で、前日比-19.07%の急落となりストップ安比例配分で引けました



◎2026年3月期今期売上高予想を従来の404億円から365億円へ、営業利益予想を従来の38億円から3億5,000万円へ、純利益予想を従来の24億円から2億円へ大幅に下方修正したことが失望され、ストップ安となりました

◎生成AI(人工知能)開発向けのサービスで継続を見込んでいた大型案件が終了し、GPU(画像処理半導体)サーバーへの投資に伴う減価償却費や、積極的な人材採用による人件費が増加したことも影響したようです

◎今後は顧客層を大口から中小企業にも広げる方針で、2025年8月にはエヌビディア<NVDA>の最新GPU「B200」を搭載したサーバーのサービスを開始し生成AI分野を強化するとのことです

◎2025年4-6月期売上高は74億円(前年同期比26%増)、営業損益は4億5,700万円の赤字(前年同期は2億3,100万円の黒字)、最終損益は3億2,400万円の赤字(同4,100万円の黒字)でした

◎決算を受け、取引開始前から売りが殺到し、取引時間中には値が付かず大引けでストップ安比例配分となり、329,900株の売買が成立。大引け時点での売り残りは294,500株でした

比例配分とは、ストップ高ストップ安の際に、売り買いの注文数が偏っている場合、売買が成立する株数のみを、証券会社の注文数などに応じて配分することです

◎株価は2月4日年初来高値5,020円から4月7日年初来安値2,731円へ下落。6月26日高値4,720円まで上昇しましたが、この日は2,970円まで下落しました

◎明日の制限値幅は上下500円となり、下限が2,470円、上限が3,470円となります

 

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