【株価が動いた理由】ゆうちょ銀行 +3.15%~早期利上げ期待が強まり上場来高値を更新

【株価が動いた理由】ゆうちょ銀行 +3.15%~早期利上げ期待が強まり上場来高値を更新

ゆうちょ銀行<7182>

💡株価が動いたポイント

✅2025/8/22(金)終値1,916.5円+58.5円

✅始値1,886円、高値1,932.5円、安値1,884円

✅年初来高値1,932.5円、年初来安値1,159.5円

✅ 早期利上げ期待が強まり、前日比+3.15%の大幅高となり上場来高値を更新しました


 

◎7月全国消費者物価指数(CPI)の総合指数が、前年同月比+3.1%と市場予想+3%を上回り、日銀の早期利上げ期待が強まったことで金利上昇メリットの銀行株が買われました

◎銀行株や保険株などは、金利が上昇すると利ざや(貸出金利と預金金利の差)が改善し、業績拡大が期待されるため買われやすくなります

◎銀行株では三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>+1.62%、三井住友フィナンシャルグループ<8316>+1.08%、みずほフィナンシャルグループ<8411>+0.92%といったメガバンクのほか、地銀株も総じて上昇しました

◎保険株では第一生命ホールディングス<8750>+2.87%、かんぽ生命保険<7181>+2.3%、東京海上ホールディングス<8766>+2.21%、MS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725>+1.91%、SOMPOホールディングス<8630>+0.88%が上昇しました

◎CPI上昇は47カ月連続で、電気・都市ガス代の下落で前年比上昇率は前回6月分から鈍化したものの、8カ月連続での3%台と高止まりしています

◎債券市場では長期金利(10年物国債利回り)は一時1.615%と2008年10月以来の水準まで上昇しました

◎植田日銀総裁は7月の金融政策決定会合後の会見で、物価高に対する政策対応が遅れるリスクを明確に否定しており、今回のCPIは物価上振れリスクを背景に、早期利上げ期待をサポートする内容との見方が広がっているようです

◎なお、植田総裁はジャクソンホール会議出席で米国へ出張中であり、日本時間23日未明に講演を行う予定で、発言内容が注目されています

◎ゆうちょ銀行の株価は3月27日高値1,636円から4月7日年初来安値1,159.5円へ下落。その後は上昇傾向で、この日は一時1,932.5円まで上昇し上場来高値を更新しました

 

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