ディスコ<6146>
💡株価が動いたポイント
✅2025/9/12(金)終値44,460円+3,380円
✅始値42,520円、高値44,490円、安値42,520円
✅年初来高値53,680円、年初来安値22,640円
✅アナリストの強気レポートが好感され、前日比+8.22%の大幅高となりました
◎あるアナリストが、ディスコの業績は生成AI(人工知能)向け半導体需要の拡大で高い成長が見込めるとのレポートを発表し買われました
◎レポートでは、半導体製造の「後工程」分野における高い製品シェアと競争力を評価しています
◎ディスコは主力製品のダイサー(切断装置)とグラインダー(研削装置)で約80%の高いシェアを維持しており、その収益性も持続的に改善していると見ているようです
◎2026年3月期今期の営業利益率は47.1%の見通しで、このアナリストの証券会社がカバーする半導体製造装置メーカーで最も高水準とのことです
◎同じ後工程のアドバンテスト<6857>+1.29%の株価が年初から前日終値まで49.23%上昇しているのに対し、ディスコは5.41%下落しており、「市場から過小評価されている」と出遅れ感を指摘されたことも買いを後押ししたようです
◎今後の四半期決算や個別出荷額速報で、HBM(広帯域メモリー)需要の改善などが確認されれば、さらなる買い材料になる可能性があると見ているようです
◎また、ナスダック総合指数とフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が連日で最高値を更新したことも追い風となったようです
◎米ハイテク株は、米利下げ観測や、AIインフラ投資への強気の見方などから資金流入が続いており、東京市場でも関連銘柄への買いが波及しているようです
◎アルファベット<GOOGL>+4.49%の時価総額が初の3兆ドルに達したことも、半導体関連株株への強気の見方を支えたようです
◎その他、SUMCO<3436>+9.01%、SCREENホールディングス<7735>+6.12%、キオクシアホールディングス<285A>+5.96%、日本マイクロニクス<6871>+5.69%、KOKUSAI ELECTRIC<6525>+4.12%、ローム<6963>+3.75%、東京精密<7729>+3.4%などの半導体関連株も大幅高となりました
◎ディスコの株価は、1月23日年初来高値53,680円から4月7日年初来安値22,640円へ下落。その後7月16日高値47,370円まで上昇も、9月3日安値37,260円まで反落していました
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