【株価が動いた理由】日本オラクル、大成建設、中外製薬、マツダ、日産、三菱UFJなど
目次

日本オラクル<4716>

大成建設<1801>

中外製薬<4519>

マツダ<7261>

日産自動車<7201>

三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>

関西電力<9503>

リクルートホールディングス<6098>

TOWA<6315>

【株価が動いた理由】日本オラクル、大成建設、中外製薬、マツダ、日産、三菱UFJなど

日本オラクル<4716>

◎2025/9/26(金)終値15,230円-1,000円

◎2025年6-8月期の営業利益が市場予想を下回る減益決算となったことが嫌気され、前日比-6.16%安と大幅に続落しました

◎前年のサービス値上げ前にあった駆け込み需要の反動で、営業利益が前年同期比で5%減となったことが売り材料となったようです

◎また、親会社である米国のオラクル<ORCL>-6.16%の株価が前日に急落したことも、投資家心理を悪化させる重荷となったようです

 

大成建設<1801>

◎2025/9/25(木)終値10,380円+215円

◎東洋建設へのTOB(株式公開買い付け)が完了したと発表し、前日比+2.11%高となり上場来高値を更新しました

◎TOBの成功により、東洋建設が持つ海洋土木などの技術や事業を取り込むことになり、今後のシナジー(相乗効果)を期待した買いが入ったようです

◎また、東京都の無電柱化の報道や、自民党総裁選でのインフラ政策期待などで、建設株全般が買われていることも背景のようです

 

中外製薬<4519>

◎2025/9/26(金)終値6,286円-314円

◎トランプ大統領が、海外からの輸入医薬品に100%の追加関税を課すと表明したことを受け、業績悪化への懸念から前日比-4.75%の大幅続落となりました

◎10月1日から適用されるこの関税は、米国で事業を展開する同社にとって直接的な打撃となると見られています

◎また、このニュースを受けて第一三共<4568>-1.99%、アステラス製薬<4503>-1.05%など他の医薬品株も下落しました

 

マツダ<7261>

◎2025/9/26(金)終値1,140.5円+16.5円

◎外国為替市場で円安が約2カ月ぶりの水準まで進んだことを受け、業績への追い風になるとの期待から買いが集まり、前日比+1.46%高となりました

◎米国の景気の底堅さを示す経済指標が発表され、米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利下げ観測が後退したことで、円売り・ドル買いが強まったことが背景のようです

 

日産自動車<7201>

◎2025/9/26(金)終値371.2円-10.7円

◎高値圏で推移していたことから利益確定売りに押されたことに加え、米国の関税への懸念も広がり、前日比-2.8%安となりました

◎トランプ大統領が輸入医薬品やトラックへの追加関税を発表したことを受け、警戒感が強まったようです

◎7月10日安値299円から前日の9月25日高値381.9円まで上昇が続いていたことから、関税に関するニュースが利益確定売りを出すきっかけになったようです

 

三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>

◎2025/9/26(金)終値2,394.5円+21.5円

◎あるアナリストが、目標株価を2,550円から2,660円に引き上げたことが好感され、前日比+0.9%高となり連日で上場来高値を更新しました

◎日銀の追加利上げの可能性が高まるにつれ、同社のPBR(株価純資産倍率)がバンク・オブ・アメリカ<BAC>に近づくと見ているとのことです

◎また、市場で日銀の10月利上げ観測が強まっていることも背景のようです

 

関西電力<9503>

◎2025/9/26(金)終値2,207円-10円

◎和歌山県の石油火力発電所を廃止する方針だと報じられましたが、業績への影響は限定的との見方から、株価は前日比-0.45%安ともみ合いになりました

◎発電所の維持コストが削減されるメリットはあるものの、市場では業績への貢献度合いを見極めたいとの雰囲気が強く、積極的な売買には繋がらなかったようです

 

リクルートホールディングス<6098>

◎2025/9/26(金)終値8,243円+221円

◎最大1,300億円の大規模な自社株買いを発表したことが好感され、前日比+2.75%高と続伸しました

◎今回の自社株買いは、資本効率の向上と株主還元の充実を目的としており、市場から高く評価されたようです

◎また、単なる株主還元だけでなく、M&Aなど今後の成長戦略にも活用する姿勢が、投資家の期待を高める要因となりました

 

TOWA<6315>

◎2025/9/26(金)終値2,108円-238円

◎前日の米国市場でAI関連株が下落した流れを受け、国内の半導体関連株にも売りが広がり、前日比-10.14%安と急落しました

◎米国の強い経済指標で利下げ期待が後退し、AIブームをけん引してきたオラクルなどが売られたことが背景のようです

◎また、この流れを受けてキオクシアホールディングス<285A>-10.12%、レーザーテック<6920>-8.36%、SUMCO<3436>-7.51%、ディスコ<6146>-7.06%、東京エレクトロン<8035>-4.23%、アドバンテスト<6857>-3.72%など他の半導体関連株も軒並み下落しました

 

 

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