【株価が動いた理由】三菱重工業、ソニーフィナンシャルグループ、三菱UFJ、スクウェア・エニックス・ホールディングス、サンリオ、楽天グループ
目次

三菱重工業<7011>

ソニーフィナンシャルグループ<8729>

三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>

スクウェア・エニックスHD<9684>

サンリオ<8136>

楽天グループ<4755>

【株価が動いた理由】三菱重工業、ソニーフィナンシャルグループ、三菱UFJ、スクウェア・エニックス・ホールディングス、サンリオ、楽天グループ

三菱重工業<7011>

◎2025/10/1(水)終値3,732円-147円

◎2026年3月期今期の純利益予想を下方修正したことが嫌気され、売りが優勢となり前日比-3.78%安と大幅に続落しました

◎フォークリフト大手の子会社三菱ロジスネクスト-14.32%を売却することに伴う損失を計上するため、純利益予想を300億円引き下げ2,300億円(前期比-6%減)とし、市場予想を下回りました

◎中長期的には収益改善に繋がるとの見方もあるようですが、まずは業績の下方修正がストレートに売り材料となったようです


ソニーフィナンシャルグループ<8729>

◎2025/10/1(水)終値159.4円-4.6円

◎日経平均の構成銘柄から除外されたことに伴う需給の悪化が重荷となり、前日比-2.8%安と上場以来3日続落しました

◎ソニーFGは上場日の9月29日は日経平均の算出対象で、翌30日に算出対象から外れたことから、指数に連動するファンドなどからの大規模な売りが続いているようです

◎市場では、この需給要因による売りが一巡するまでは株価の上値が重いとの見方が出ているようです


三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>

◎2025/10/1(水)終値2,318円-76円

◎日銀の9月の企業短期経済観測調査(短観)で、大企業製造業の景況感が市場の予想通りだったことから、利上げペースが加速するとの観測が後退し、前日比-3.17%安の大幅安となりました

◎金利の上昇が収益の追い風となる銀行株にとって、早期の追加利上げ期待が後退したことが売り材料となったようです

◎これにより、みずほフィナンシャルグループ<8411>-3.82%、三井住友フィナンシャルグループ<8316>-3.08%などの銀行株も下落しました


スクウェア・エニックスHD<9684>

◎2025/10/1(水)終値3,266円+84円

◎9月30日に発売した新作ゲーム「ファイナルファンタジータクティクス」の好調な滑り出しが好感され、前日比+2.63%高と続伸しました

◎この新作は、任天堂<7974>のダウンロードランキングや、ゲーム配信サイトSteamの日本での売上で1位を記録するなど、好調な売れ行きが確認されているようです

◎有力な新作タイトルのヒットが、今後の業績を押し上げるとの期待感が、株価を押し上げる要因となったようです


サンリオ<8136>

◎2025/10/1(水)終値7,310円+359円

◎あるアナリストが目標株価を引き上げたことが好感され、前日比+5.16%高と大幅に反発しました

◎投資判断は「最上位(アウトパフォーム)」を維持し、目標株価は7,400円から8,200円へ引き上げました

◎アナリストは、株価に割安感が出てきたと指摘し、今後の米国事業の見通しやM&A、「ハローキティ」のハリウッド映画などにも注目しているようです


楽天グループ<4755>

◎2025/10/1(水)終値949.6円-10.3円

◎傘下の楽天モバイルが主力の料金プランを値上げしない方針を表明し、一部にあった値上げ期待が剥落したことで、前日比-1.07%安と4日続落しました

KDDI<9433>など大手通信会社が実質的な値上げを発表していたため、同社にも追随して収益を改善するとの期待がありましたが、裏切られる形となったようです

◎楽天モバイルは価格を据え置くことで契約数の拡大を狙う戦略ですが、まずは期待が先行していた分の売りが優勢となったようです


 

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