【株価が動いた理由】住友不動産、第一三共、IHI、アドバンテスト、レゾナック、神戸物産
目次

住友不動産<8830>

第一三共<4568>

IHI<7013>

アドバンテスト<6857>

レゾナック・ホールディングス<4004>

神戸物産<3038>

【株価が動いた理由】住友不動産、第一三共、IHI、アドバンテスト、レゾナック、神戸物産

住友不動産<8830>

◎2025/10/7(火)終値6,990円+117円

◎物言う株主(アクティビスト)の米エリオットが同社株の買い増しを進めていると報じられ、一時前日比+6.43%まで買われ上場来高値を更新しました。大引けは+1.7%高でした

◎エリオットは、住友不動産の株式を相互に持ち合っている企業に対し、株式の買い取りを打診していると伝わっており、これが株の取得意欲の表れと見られています

◎エリオットは以前から同社に株主還元強化などを要求しており、今回の動きで改革への圧力が高まるとの思惑が広がったようです


第一三共<4568>

◎2025/10/7(火)終値4,001円+96円

◎開発中のがん治療薬「ダトポタマブ デルクステカン」の臨床試験で良好な結果が得られたと発表し、前日比+2.45%高と6日続伸しました

◎有効な治療法が少ないとされる「トリプルネガティブ乳がん」を対象とした最終段階の治験で、臨床的に意義のある改善を示したことが好感されているようです

◎今回の結果を受け、国内外で承認申請の準備を進めるとしており、大型薬候補としての評価が一段と高まったようです


IHI<7013>

◎2025/10/7(火)終値2,891円+56円

◎同社役員が航空エンジン事業について、さらなる投資が必要との認識を示したと報じられ、一時前日比+6.6%まで買われ、大引けでは+1.97%高と3日続伸しました

◎航空エンジンが好調に売れており整備需要も伸びるため、生産能力の確保へもう一段の投資が必要になるとのコメントが伝えられています

◎主力事業の力強い需要と、それに応えるための前向きな投資姿勢が、今後の業績拡大への期待に繋がったようです


アドバンテスト<6857>

◎2025/10/7(火)終値18,005円+115円

◎前日の米半導体株高の流れに加え、「高市トレード」による政策期待の買いも続き、一時前日比+5.25%まで買われ上場来高値を更新しました。大引けは+0.64%高でした

◎米アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>+23.7%がオープンAIとの提携で急伸したことなどを受け、同社にも連想買いが入ったようです

◎また、高市新総裁の積極財政への期待から、企業の設備投資が拡大するとの見方も半導体製造装置を手がける同社の追い風となっているようです


レゾナック・ホールディングス<4004>

◎2025/10/7(火)終値5,924円+37円

野村ホールディングス<8604>のアナリストが、投資判断「買い」を維持し、目標株価を5,400円から6,500円に引き上げ、一時前日比+3.43%まで買われ、大引けでは+0.62%高と5日続伸しました

◎競争力の高い半導体材料の拡大や、採算が悪化していた黒鉛電極事業の改善が見込めると評価したようです

◎また、レゾナックが進める事業の選択と集中も評価されており、AI(人工知能)向けなど先端材料の需要拡大への期待も株価を押し上げたようです


神戸物産<3038>

◎2025/10/7(火)終値3,723円+61円

◎前日に円安を嫌気して大幅安となっていた反動に加え、あるアナリストが目標株価を引き上げたことも好感され、前日比+1.66%高と反発しました

◎アナリストは、引き続き業績拡大が続くとして、投資判断を最上位の「アウトパフォーム」を維持し、目標株価を3,800円から4,400円へ引き上げました

◎前日の下落で値頃感が出ていたところにアナリストの強気な評価が伝わったことで、押し目買いの動きが強まったようです


 

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