【株価が動いた理由】ルネサス、ソフトバンクグループ、東宝、三菱重工、キオクシア、ジェイドグループ、ブリヂストン(10/16)
目次

ルネサスエレクトロニクス<6723>

ソフトバンクグループ<9984>

東宝<9602> 

三菱重工業<7011>

キオクシアホールディングス<285A>

ジェイドグループ<3558>

ブリヂストン<5108> 

【株価が動いた理由】ルネサス、ソフトバンクグループ、東宝、三菱重工、キオクシア、ジェイドグループ、ブリヂストン(10/16)

ルネサスエレクトロニクス<6723>

◎10:05執筆。エヌビディア<NVDA>が進めるAIデータセンター向けの給電システム開発に参加すると報じられ、一時前日比+7.19%高となりました

◎高効率の電力変換用パワー半導体などを提供することで、AI需要の取り込みに対する期待感が高まったようです 

◎エヌビディアの給電システム開発には、ローム<6963>など他の半導体メーカーも先行して参加しています


ソフトバンクグループ<9984>

◎10:25執筆。英金融会社の経営破綻をめぐる訴訟で勝訴したことに加え、政局の不透明感が後退したことも追い風となり、一時前日比+5.95%高となりました

◎2021年に経営破綻した英金融会社グリーンシルをめぐり、スイスの金融大手クレディ・スイスから約670億円の賠償を求められていた訴訟で、英国の高等法院が原告の請求を棄却したようです

◎また、自民党と日本維新の会が連立政権に向けて協議を始めたことで、政局の不透明感が後退したことも、株式市場全体の追い風となり同社株の買いを後押ししたようです


東宝<9602> 

◎9:50執筆。2026年2月期今期純利益予想が市場予想を下回ったことが嫌気され、一時前日比-7.52%安となりました

◎2026年2月期今期純利益予想475億円(前期比10%増)を従来予想435億円から上方修正し、2年ぶりに最高益となる見通しですが、市場予想534億円を下回りました

◎また、前日発表されたエイチ・ツー・オーリテイリングが持つ東宝株を買い付けるTOB(株式公開買い付け)価格が8,782円で、現在の株価を大幅に下回る水準だったことも、売り材料となったようです


三菱重工業<7011>

◎09:45執筆。自民党と日本維新の会が連立政権に向けた協議を開始したことを受け、一時前日比+4%高と続伸しました

◎自民党の高市早苗総裁と日本維新の会の吉村洋文代表が会談し、連立政権の構築に向けて政策協議を始めることで一致したようです

◎高市氏は防衛力の向上などを訴えていることから、同社は「高市銘柄」として注目されており、高市氏が首相に就任するとの期待感が買いを後押ししたようです


キオクシアホールディングス<285A>

◎10:00執筆。前日の米半導体株高の流れを受け、半導体関連銘柄として買いが広がり、一時前日比+9.81%高となりました

◎15日の米国市場で、主要な半導体関連銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が+2.99%高と反発したことが背景にあるようです

◎また、半導体製造装置大手ASMLホールディング NYRS<ASML>の好決算や、AI(人工知能)向け投資の拡大見通しが示されたことも、半導体株全体の追い風となっているようです

◎これにより、東京エレクトロン<8035>、KOKUSAI ELECTRIC<6525>、ソシオネクスト<6526>、ディスコ<6146>なども上昇しました


ジェイドグループ<3558>

◎10:10執筆。上期の大幅な増益決算と、新たなM&Aの発表が好感され、一時前日比+18.69%高となりました

◎2025年3-8月期の連結営業利益が、前年同期比96.4%増の10.1億円だったことが好感されたようです

◎また、ファッション小物販売を手掛けるロイヤルと民事再生スポンサー契約を締結したことも、今後の成長期待に繋がったようです


ブリヂストン<5108> 

◎10:00執筆。あるアナリストが、投資判断「中立」を維持し、目標株価を6,150円から7,350円へ引き上げたことが好感され、 一時前日比+2.1%高となりました

◎低迷していた北米TBR(トラック・バス用タイヤ)の需要が回復傾向で、2025年4-6月期の増益に貢献したことを評価したようです

◎一方、南米、アジア、中近東などの新興国市場に廉価品が流入し、競争環境が激化することへの懸念も示しました

 

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