【株価が動いた理由】IHI +6.44%~高市首相の防衛費増額意向や米運用大手の株式大量保有判明で急騰

【株価が動いた理由】IHI +6.44%~高市首相の防衛費増額意向や米運用大手の株式大量保有判明で急騰

IHI<7013>

💡株価が動いたポイント

✅2025/10/22(水)終値3,023円+183円

✅始値2,940円、高値3,035円、安値2,894円

✅年初来高値3,160円、年初来安値1,139.6円

✅防衛力強化への思惑継続や米運用大手の株式大量保有判明で、前日比+6.44%の急騰となりました


 

◎高市首相が21日夜の就任会見で、防衛力強化のため「防衛3文書」の見直し作業に取りかかる考えを示したことなどから、防衛関連株が買われました

◎茂木外相も22日午前の就任会見で、来週27~29日のトランプ大統領訪日時に議題となる見込みの防衛費増額について、2022年に閣議決定した「安保3文書」見直しを検討課題としていることを米国側に伝える考えを示しました

◎同文書は防衛費を国内総生産(GDP)比2%へ引き上げる根拠となっているものであり、防衛関連各社に恩恵をもたらす可能性があります

◎加えて、近く予定されていた米ロ、米中首脳会談が行われない可能性が浮上していることや、朝方に北朝鮮が日韓の新政権スタート後初めて短距離弾道ミサイル数発を発射したことにより、地政学リスクの高まりが意識された面もあるようです

◎これらにより、川崎重工業<7012>+6.9%や三菱重工業<7011>+1.85%も堅調に推移しました

◎IHI独自の材料としては、米国の資産運用会社キャピタル・リサーチによる株式大量保有が判明しています

◎大量保有報告書(5%ルール)によると15日時点のキャピタルの保有割合は5.17%となっており、保有目的については「純投資」としています

◎市場では「日米の防衛協力の強化を見込んで運用先として組み入れたのではないか」といった見方もあるようです

◎IHIの株価は、1月10日年初来安値1,139.6円から10月9日上場来高値3,160円へ上昇。その後10月14日安値2,710円まで下落しましたが、この日は一時3,035円まで上昇しました

 

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