キオクシアホールディングス<285A>
💡株価が動いたポイント
✅2025/10/24(金)終値8,780円+1,410円
✅始値8,120円、高値8,850円、安値7,880円
✅年初来高値8,870円、年初来安値1,510円
✅半導体メモリーの需給ひっ迫が伝えられ、前日比+19.13%の急騰となり上場来高値を更新しました
◎韓国のサムスンやSKハイニックスが、2025年10-12月期にDRAMとNAND型フラッシュメモリーの価格を最大30%引き上げるとの報道から、フラッシュメモリーを共同開発する米サンディスクが、前日比+13.67%と急騰したことが好感されツレ高しました
◎この価格引き上げは、AI(人工知能)需要の高まりからの供給不足によるものと見られています
◎これにより、半導体メモリーを手がける他の米国株も上昇し、キオクシアにも波及したようです
◎キオクシアの主力製品である「NAND型フラッシュメモリー」についても、オープンAIが韓国勢からDRAMを調達すると発表したことなどから、需要拡大への期待が高まっているようです
◎市場では「AIなど先端以外の需要も堅調で、足元でメモリー価格も上昇が見られるため、業績拡大の期待が高い」との声も聞かれたようです
◎また、インテル<INTC>が好決算を発表し時間外取引で+7.71%の急騰となっており、これにより東京市場で半導体関連株が全面高となっていることも、背景のようです
◎これらにより、インテルへパッケージ基板を独占供給するイビデン<4062>+8.74%や、半導体金属材料を手がけるJX金属<5016>+8.54%のほか、ディスコ<6146>+5.03%、SCREENホールディングス<7735>+3.88%、アドバンテスト<6857>+3.74%、レーザーテック<6920>+3.63%、東京エレクトロン<8035>+1.82%なども買われました
◎キオクシアの株価は4月7日年初来安値1,510円以降は堅調に推移し、この日は一時ストップ高の8,870円まで上昇し上場来高値を更新しました
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