速報!エヌビディア決算解説と今後の展望+関連株

💡この記事のポイント

✅エヌビディアの決算解説を速報します

✅好決算も、材料出尽くしで時間外取引では下落

✅今後の展望を関連株と共に解説

🔎登場する主な銘柄

✅米国株:エヌビディアアドバンスト・マイクロ・デバイセズマイクロソフトアルファベットアマゾン・ドット・コム

✅日本株:東京エレクトロンアドバンテストソフトバンクグループ

 

目次

決算ハイライト:過去最高の業績と力強い見通し

なぜ時間外取引で下落したのか?

市場関係者の見方

今後の展望:加速する技術革新と株主還元

注目される関連銘柄

速報!エヌビディア決算解説と今後の展望+関連株

AI(人工知能)ブームを牽引する半導体大手エヌビディア<NVDA>が、2025年8月27日(日本時間28日)に2025年5-7月期の決算を発表しました。

 

売上高、純利益ともに過去最高を更新し、今後の見通しも市場予想を上回る力強い内容でした。しかし、時間外取引で株価が下落するという反応が見られました。

 

この記事では、好決算にもかかわらず株価がなぜ軟調な展開となったのか、その背景を市場関係者の声も交えながら解説し、今後の展望や関連銘柄についてご紹介します。

 

 

決算ハイライト:過去最高の業績と力強い見通し

今回発表された決算内容は、引き続きAI半導体の需要が極めて旺盛であることを示すものでした。

 

2025年5-7月期の実績

売上高は467億4,300万ドル(前年同期比56%増)で、市場予想約460億5,000万ドルを上回りました。特別項目を除く一株当り利益も1.05ドルで、市場予想1.01ドルを上回りました。

 

2025年8-10月期の予想

続く8-10月期の売上高予想は540億ドル前後で、市場予想534億3,000万ドルを上回りました。こちらも前年同期比で50%を超える高い成長率が続く見込みとなっています。

 

投資初心者の方へ:決算の見方

「決算の着地(実績)」と「ガイダンス(会社見通し/予想)」の両方を確認しましょう。今回は実績良好で、見通しも増収想定です。決算では「前年同期比」や「市場予想との比較」が一般的に重要視されます。

 

今回のエヌビディアの決算は事前に好決算が予想され、ある程度それが株価に織り込まれていました。

 

 

なぜ時間外取引で下落したのか?

これほどの好決算にもかかわらず、発表後の時間外取引で株価が一時5%近く下落したのはなぜでしょうか。背景にはいくつかの要因があるようです。

 

非常に高まった期待値

エヌビディアの株価は決算発表前に上昇しており、市場の期待は「良い決算」をはるかに超える「プラスアルファ」を期待していたようです。そのため、市場予想を上回る結果ではあったものの、一部の投資家が期待していたほどのサプライズではなかったことが、好材料出尽くしとなり利益確定の売りに繋がったとの見方があります。

 

特に、売上高の約9割を占めるデータセンター部門の売上高が411億ドルで、市場予想413億4,000万ドルをわずかに下回ったことも一因かもしれません。

 

中国事業への根強い懸念

米国の輸出規制の影響を受ける中国事業の先行き不透明感も、株価の重しとなったようです。今回の決算では、5-7月期に中国向けのAI半導体「H20」の販売がなかったこと、そして8-10月期の売上高見通しにもH20の販売を織り込んでいないことが明らかになりました。

 

ただし、地政学的な問題が解消すれば大きな売上が見込めるとの説明もありましたが、現時点での不透明感が嫌気された可能性があります。

 

 

市場関係者の見方

市場関係者からは、サプライズはないが短期的な株価の動きに惑わされるべきではなく、長期的な成長が期待できるとの声があるようです。

 

あるアナリストは、今回の決算は「おおむね予想通り」とし、「AI投資の堅調さや業界への長期的な見方は変えていない」と述べました。

 

ゴールドマン・サックス・グループ<GS>のアナリストは、「ブラックウェルの増産による株価上昇は、既に市場予想にほぼ織り込まれている」として、投資判断買い」と目標株価200ドルを維持しました。

 

 

今後の展望:加速する技術革新と株主還元

短期的な懸念はあるものの、エヌビディアの成長を支える要因は揺らいでいないようです。

 

最新のAI半導体「ブラックウェル」の需要は、ジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)が「驚異的」と表現するほど好調で、生産もフルスピードで拡大しているとのことです。

 

さらに、2026年には次世代半導体「ルービン」を投入する計画も改めて示され、1年ごとに性能を向上させる開発サイクルで他社を突き放す姿勢を鮮明にしています。

 

また、新たに600億ドル(約9兆円)の自社株買い枠を追加設定したことも発表されました。これは、同社が自社の将来性に対して強い自信を持っていることの表れとも言えそうです。

 

株価は4月7日年初来安値86.62ドルから8月12日上場来高値184.48ドルまで堅調に上昇してきただけに、一旦は上昇一服となり調整する可能性があります。ただ、さらなる好材料や、好調な業績が続くことが示されれば、再上昇となる可能性もありそうです。

 

 

注目される関連銘柄

エヌビディアの成長は、同社だけでなく、サプライチェーン(製品の原材料や部品の調達から、製造、在庫管理、配送、販売、消費までの全体の流れ)に関わる多くの企業の業績にも好影響を与えると考えられます。ここでは、関連銘柄をいくつかご紹介します。

 

アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>

エヌビディアの競合として、AI向け半導体の開発を急いでいる企業です。エヌビディア一強とされる市場に変化をもたらす存在として注目されています。AI市場全体の拡大の恩恵を受ける可能性がありそうです。

 

マイクロソフト<MSFT>、アルファベット<GOOGL>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>

「GAFAM」に代表される巨大IT企業は、自社のクラウドサービスやAI開発のために、エヌビディアの半導体を大量に購入する最大の顧客です。各社がAIへの投資を拡大するほど、エヌビディアの業績も伸びるという関係にあります。

 

東京エレクトロン<8035>

半導体を製造するための装置(半導体製造装置)で世界トップクラスのシェアを誇ります。エヌビディアの半導体のような最先端の製品を製造するには、同社の高度な技術が不可欠とされています。直近には今期業績予想の下方修正で急落しました。

 

アドバンテスト<6857>

完成した半導体が正常に作動するかを検査する「テスター」と呼ばれる装置の世界的リーダーです。高性能化するAI半導体の品質を保証する上で、その役割はますます重要になっています。前日にはエヌビディアの好決算を期待した先回り買いで大幅高しました。

 

ソフトバンクグループ<9984>

傘下に半導体設計大手のアームを持つほか、グループ全体でAI革命をリードするべく、AIデータセンターの構築など大規模なスターゲート計画を進めています。エヌビディアとも強固なパートナーシップを結んでおり、今後の展開が注目されます。直近は、9連騰から反落しましたが、その後は持ち直しています。

 

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