【株価が動いた理由】テスラ +6.93%~マスクCEOが経営に専念する意向を示し大幅高。欧州販売減には無反応

【株価が動いた理由】テスラ +6.93%~マスクCEOが経営に専念する意向を示し大幅高。欧州販売減には無反応

テスラ<TSLA>

💡株価が動いたポイント

✅2025/5/27(火)終値362.89ドル+23.55ドル

✅始値347.35ドル、高値363.79ドル、安値347.32ドル

✅年初来高値439.74ドル、年初来安値214.25ドル

✅マスクCEOが経営に専念する意向を示し、前日比+6.93%の大幅高となりました


 

◎イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が24日、X(旧Twitter)の障害を受け、「年中無休の仕事に戻り、会議室/サーバー/工場の部屋で寝る生活に戻った。私はX/xAIとテスラ(さらに来週のスターシップの打ち上げ)に超集中しなければならない」と投稿し、企業経営に集中する意向を表明したことが好感されました

◎マスク氏は、4月22日の決算発表の際にも、「政府効率化省(DOGE)での主要な仕事は終わった」「5月にもDOGEに割く時間を大幅に削減するだろう」と発言し大幅高となっていました

◎マスク氏の政治活動や発言が、反マスクやテスラ不買運動に繋がり、ブランド毀損や販売減を招いていただけに、本業への回帰姿勢はポジティブに受け止められるようです

◎しかし、テスラの4月の欧州での販売は4カ月連続で減少し、前年同月比49%減となりました

◎イメージの悪化やトランプ関税の影響で、販売が振るわない状況が続いているようです

◎また、EV(電気自動車)のライバルである中国の比亜迪(BYD)が、大幅値下げを発表し、中国などでの販売競争が激化し、さらにテスラの販売減が懸念されます

◎これらの懸念材料はあるものの、ある程度織り込まれていることや、マスク氏の本業回帰がカバーしたようです

◎また、6月からテキサス州で開始予定のロボタクシーへの期待も高く、あるアナリストは「テスラは業績を好転させており、時価総額は2兆ドルまで急上昇する可能性がある(現在約1兆1,672億ドル)」と述べました

 

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