【株価が動いた理由】セールスフォース -3.3%~好決算と通期見通しを上方修正も物足りないとの見方から大幅安

【株価が動いた理由】セールスフォース -3.3%~好決算と通期見通しを上方修正も物足りないとの見方から大幅安

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💡株価が動いたポイント 

✅2025/5/29(木)終値266.92ドル-9.11ドル

✅始値263.59ドル、高値267.79ドル、安値254.5ドル

✅年初来高値367.09ドル、年初来安値230ドル

✅好決算と通期見通しを上方修正も物足りないとの見方から、前日比-3.3%の大幅安となりました


 

◎2025年2-4月期売上高は98億2,900万ドル(前年同期比8%増)で、市場予想97億5,000万ドルを上回りました

◎2-4月期特別項目を除く一株当り利益も2.58ドルで、市場予想2.55ドルを上回りました

◎2026年1月期今期売上高予想を410億~413億ドルとし、従来予想から上方修正し、市場予想408億2,000万ドルを上回りました

◎今期特別項目を除く一株当り利益予想も11.27~11.33ドルとし、従来予想から上方修正し、市場予想11.17ドルを上回りました

◎この好決算と通期見通しの上方修正を受け、あるアナリストは「悪くはない、素晴らしいわけでもない、ただ予想通りだ」と述べました

◎好調ではあるものの物足りなく、今後の成長性に疑問を持つ声もありアナリストの間でも見解が分かれているようです

◎あるアナリストは、「景気後退懸念がある中、目立った影響なく予想通りの四半期業績を達成したのは好感できる」としながらも、「成熟市場において期待が過大となっている懸念がある」として、投資判断アンダーパフォーム」を維持し、目標株価を243ドルから255ドルに引き上げました

◎別のアナリストは、「競争上優位な立場にあるが、成長は期待薄で、競争環境はダイナミックで、ソフトウェアは過渡期にあり、マクロ環境は不安定」として、投資判断「中立」を維持しました

◎また別のアナリストは、「売上高予想の上方修正は主に為替レートの恩恵によるもので、厳しいマクロ環境を反映して成長は依然として低調」としつつも、投資判断「アウトパフォーム」と目標株価370ドルを維持しました

◎また、「データ管理システムを手掛けるインフォマティカの買収が懸念材料」として、目標株価を423ドルから396ドルに、420ドルから275ドルに引き下げたアナリストらも見受けられました

 

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