【株価が動いた理由】ニューモント +4.89%~約1カ月ぶりに金価格が3,400ドル台まで上昇し金鉱株が買われ大幅高

【株価が動いた理由】ニューモント +4.89%~約1カ月ぶりに金価格が3,400ドル台まで上昇し金鉱株が買われ大幅高

ニューモント<NEM>

💡株価が動いたポイント

✅2025/6/12(木)終値55.92ドル+2.61ドル

✅始値54.33ドル、高値55.96ドル、安値54.14ドル

✅年初来高値57.16ドル、年初来安値37.68ドル

✅約1カ月ぶりに金価格が3,400ドル台まで上昇し、前日比+4.89%の大幅高となりました


 

中東情勢の緊迫化で、安全資産とされる金(ゴールド)が買われ、5月6日以来の3,400ドル台乗せとなりました

◎また、5月の米卸売物価指数(PPI)が市場予想を下回り、インフレ懸念が和らぎ、米長期金利が下落したことも金利の付かない金が買われた背景のようです

◎また、トランプ大統領の強引な関税交渉や、米債務の拡大不安などからドル安が進行し、資金が金に向かった面もあるようです

◎これにより、金鉱株が買われニューモントも大幅高となりました

◎なお、欧州中央銀行(ECB)が、世界の中央銀行の外貨準備に占める金(ゴールド)の割合が、ユーロを抜き2位になったと発表しました

◎これは、先行き不透明な世界情勢において、特定の政府に依存しない「無国籍通貨」として金が求められているとのことです

◎これについてあるアナリストは、「脱米ドルの流れから金が買われている」と指摘しました

◎なお金鉱株であるニューモントとは直接関係ありませんが、米政権は中国との貿易交渉を受け、国家安全保障上重要なレアアース(希土類)の国内での関連事業を支援する計画を策定中とのことで、米国唯一のレアアース採掘企業であるMPマテリアルズがこの日+13.88%と急騰しました

◎この取り組みは、国家エネルギー優位協議会で元ニューモントの幹部であるデビッド・コプリー氏がレアアースに関する作業を主導しているそうです

 

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