【株価が動いた理由】アルファベット +9.13%~グーグル独禁法訴訟の是正措置でクローム分割が回避され急騰

【株価が動いた理由】アルファベット +9.13%~グーグル独禁法訴訟の是正措置でクローム分割が回避され急騰

アルファベット<GOOGL>

💡株価が動いたポイント

✅2025/9/3(水)終値230.66ドル+19.31ドル

✅始値226.21ドル、高値231.31ドル、安値224.79ドル

✅年初来高値231.31ドル、年初来安値140.53ドル

✅独禁法違反訴訟の是正措置で事業分割が回避されたことを好感し、前日比+9.13%の急騰となり上場来高値を更新しました


 

◎米連邦地方裁判所が、傘下のグーグルによるインターネット検索での独占禁止法違反をめぐる裁判の是正措置を発表し、買われました

◎今回の措置では、米司法省が求めていたウェブ閲覧ソフト「クローム」の売却といった、事業の根幹を揺るがしかねない企業分割が避けられました

◎また、アップル<AAPL>などのスマートフォン端末にグーグルの検索サービスを標準搭載してもらうために、グーグルが対価を支払う契約も禁止されなかったとのことです

◎これまで株価の重しとなってきた大きな懸念材料が後退したことから、市場では安心感が広がったようです

◎これによりJPモルガン・チェース<JPM>のアナリストは、「今後の財務に大きな影響はなく、これは勝利だ」と述べ、投資判断オーバーウエイト」を維持し、目標株価を232ドルから260ドルに引き上げました

バンク・オブ・アメリカ<BAC>のアナリストは、「株価の重荷となっていた要因の1つが消えた」とし、目標株価を217ドルから252ドルに引き上げました

◎あるアナリストは、投資判断「アウトパフォーム」を維持し、目標株価を225ドルから245ドルに引き上げました

◎なお、グーグルとの契約が継続されることで年間約200億ドルの対価を受け取れるとの見方から、アップルの株価も+3.8%急騰しました

◎これによりあるアナリストは、アップルの投資判断「買い」を維持し、目標株価を250ドルから260ドルに引き上げました

◎アルファベットの株価は、4月7日年初来安値140.53ドルから上昇傾向で、この日は一時231.31ドルまで上昇し、上場来高値を更新しました

 

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