【株価が動いた理由】ゼネラル・モーターズ +14.86%~関税コストの軽減見通しなどで今期業績予想を上方修正し年初来高値を更新

【株価が動いた理由】ゼネラル・モーターズ +14.86%~関税コストの軽減見通しなどで今期業績予想を上方修正し年初来高値を更新

ゼネラル・モーターズ<GM>

💡株価が動いたポイント

✅2025/10/21(火)終値66.62ドル+8.62ドル

✅始値63.76ドル、高値67.55ドル、安値62.36ドル

✅年初来高値67.55ドル、年初来安値41.6ドル

✅今期業績予想を上方修正し、前日比+14.86%の急騰となり年初来高値を更新しました


 

◎2025年7-9月期売上高485億9,000万ドル(前年同期比0.3%減)が市場予想451億8,000万ドルを上回り、一株当たり利益2.80ドルも市場予想2.27ドルを上回りました

◎2025年12月期今期の一株当たり利益予想を、従来予想8.25~10.00ドルから9.75~10.50ドルへ上方修正し、市場予想9.48ドルを上回る見通しとなったが好感されたようです

◎また、今期の調整後EBIT(利払い・税引き前利益)予想も、従来予想の100億~125億ドルから120億~130億ドルに上方修正しました

◎上方修正の背景には、主力の米国でのSUVやピックアップトラックの販売好調に加え、通期の関税によるコスト影響の見通しが、従来の40億~50億ドルから35億~45億ドルに減少することがあるようです

◎これは、トランプ政権が自動車部品輸入にかかる関税の軽減措置を拡充したことなどが寄与しているとのことです

◎最高経営責任者(CEO)は、この措置は「今後5年間にわたり米国生産車の競争力が高まる一助になる」と述べ、安堵感を示しました

EV(電気自動車)事業については、7-9月期に16億ドルの関連費用を計上しましたが、損失は市場で織り込み済みだったようです

◎電動商用バンの生産から撤退することも発表しており、こうした迅速な経営判断を評価する向きもあるようです

◎これを受けあるアナリストは投資判断強気」を維持し、目標株価を65ドルから75ドルへ引き上げました

◎GMの株価は4月7日年初来安値41.6ドルから9月29日高値62.14ドルまで上昇。その後10月14日安値54.33ドルまで下落していましたが、この日は一時67.55ドルまで上昇し年初来高値を更新しました

 

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