【株価が動いた理由】アドバンテスト -7.92%~中国アリババのAI半導体が脅威になるとの懸念から大幅安

【株価が動いた理由】アドバンテスト -7.92%~中国アリババのAI半導体が脅威になるとの懸念から大幅安

アドバンテスト<6857>


💡株価が動いたポイント

✅2025/9/1(月)終値10,750円-925円

✅始値11,180円、高値11,210円、安値10,590円

✅年初来高値12,040円、年初来安値4,703円

✅中国アリババのAI半導体が脅威になるとの懸念から、前日比-7.92%の大幅安となりました



◎中国のアリババ新型AI半導体を開発したと報じられ、エヌビディア<NVDA>-3.32%の優位性が揺らぐとの懸念が広がり、半導体関連株が売られました

◎アリババが開発したAI半導体は、エヌビディア中国向けAI半導体「H20」の代替品となる可能性があり、これがエヌビディアの中国売上減少への懸念に繋がったようです

◎市場では、今年1月にAI関連株が急落した「DeepSeekショック」が想起され、「中国AI脅威論」が再び半導体関連株の重荷となったようです

◎これにより、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)-3.14%が大幅安となり、ラム・リサーチ<LRCX>-3.78%、ブロードコム<AVGO>-3.64%、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>-3.52%、アプライド・マテリアルズ<AMAT>-2.72%なども売られ、東京市場でもハイテク株への連想売りが波及しました

◎米政府が半導体の中国向け輸出を規制する中、中国企業が代替品の国産化を急いでいることが、半導体の需要減少に繋がると懸念されたようです

◎ただ、今回開発された半導体はAIの「推論」向けで、エヌビディアが得意とする「学習」向けではないとの指摘や、性能面ではエヌビディアに及ばないため、影響は限定的との見方もあるようです

◎また、アドバンテストは5連騰した後で利益確定売りが出やすく、1日は米国株市場が休場で手じまい売りが重なった側面もあるようです

◎これらを受け、ディスコ<6146>-7.71%、ソシオネクスト<6526>-6.32%、KOKUSAI ELECTRIC<6525>-6.12%、野村マイクロ・サイエンス<6254>-5.1%、日本マイクロニクス<6871>-4.8%、ソフトバンクグループ<9984>-4.8%、ローツェ<6323>-4.58%、SCREENホールディングス<7735>-3.6%、イビデン<4062>-3.2%、SUMCO<3436>-3.12%などのAI関連株も大幅安となりました

 

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