【株価が動いた理由】住友金属鉱山 +0.81%~銅価格の上昇や金価格の史上最高値更新で大幅高も大引けにかけ失速

【株価が動いた理由】住友金属鉱山 +0.81%~銅価格の上昇や金価格の史上最高値更新で大幅高も大引けにかけ失速

住友金属鉱山<5713>


💡株価が動いたポイント

✅2025/9/3(水)終値4,181円+34円

✅始値4,215円、高値4,307円、安値4,160円

✅年初来高値4,307円、年初来安値2,374.5円

✅銅価格の上昇や金価格の史上最高値更新で、前日比+0.81%の上昇となり年初来高値を更新しました



◎国際指標となるロンドン金属取引所(LME)の銅先物価格が上昇し、非鉄金属の製錬事業を手掛ける住友金属鉱山の業績拡大期待が高まり買われました

◎市場では、世界景気後退への過度な懸念が後退し、景気の先行指標とされる銅価格を押し上げているとの見方があるようです

◎これにより、東証業種別指数で「非鉄金属」が+0.45%の上昇となり、JX金属<5016>+1.52%なども買われました

◎JX金属は、1日に銅の国内建値を1万円引き上げたことも引き続き好感されているようです。今日も3万円引き上げ1トン153万円としました

◎また、ニューヨーク金先物が一時3,616.9ドルを付け、史上最高値を更新したことも背景にあるようです

◎住友金属鉱山は、鹿児島県にある金鉱山の菱刈(ひしかり)鉱山を保有しているため、金価格の上昇が収益増に繋がるとの期待から、金関連銘柄として物色されたようです

◎同じく、世界最大級の金鉱山会社であるニューモント<NEM>+1.96%も上昇が続いています

◎金価格高騰の背景には、米裁判所が相互関税などを違憲としたことによる米国の財政悪化懸念や、米政権の干渉による連邦準備理事会(FRB)の独立性への懸念などから来る先行き不透明感から、安全資産である金に投資資金が向かっていることや、9月の米利下げ観測で利息の付かない金の相対的な魅力アップなどがあるようです

◎株価は、4月7日年初来安値2,374.5円から上昇傾向で、この日は一時4,307円まで上昇し、年初来高値を更新しましたが、大引けにかけ利食い売りに押されたようです

 

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