【株価が動いた理由】さくらインターネット +17.88%~政府の国産AI開発に参画するとの報道でストップ高の急騰

【株価が動いた理由】さくらインターネット +17.88%~政府の国産AI開発に参画するとの報道でストップ高の急騰

さくらインターネット<3778>

💡株価が動いたポイント

✅2025/9/18(木)終値3,310円+502円

✅始値3,045円、高値3,310円、安値3,020円

✅年初来高値5,020円、年初来安値2,677円

✅政府の国産AI開発に参画すると報じられ、前日比+17.88%の急騰となりストップ高で引けました


 

◎政府が国産AI(人工知能)の開発を支援すると報じられ、さくらインターネットのサービス基盤を活用するとのことで買われました

◎生成AIの開発は、米国と中国が大きく先行していますが、海外製品は英語を中心に学習しており、日本の文化や歴史などの理解が不十分だというデメリットが指摘されていました

◎また、AIの回答が開発国の主義・主張や文化などの影響を受けやすいという問題もあり、世界中へ日本に関する誤情報の拡散を招く恐れがあるとの懸念もあります

◎このような背景から、学習データなどの開発資源を日本企業に提供して国産AIを開発するとのことです

◎さくらインターネットはこの日、AI開発のプリファード・ネットワークス、総務省所管の情報通信研究機構(NICT)と、国産の生成AI構築に向けた基本合意を締結したと発表しました

◎日本語特有の表現や日本の文化、法制度などに留意した学習データを用いて、国産の大規模言語モデル(LLM)を開発し、サービス化を進めるようです

◎さくらインターネットは、開発された国産AIを自社のサービス基盤「さくらの生成AIプラットフォーム」で提供する役割を担うとのことです

◎海外製のAIへの依存は、データの海外流出や安全保障上のリスクが懸念されており、開発からデータセンターの運営まで国内で完結する体制が政府に評価されたようです

◎株価は、2月4日年初来高値5,020円から7月30日年初来安値2,677円へ下落。直近は3,000円前後でのもみ合いから前日には2,802円まで下落していましたが、この日は3,310円のストップ高引けました

 

 

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